イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」17世紀オランダ絵画の世界が見られる!

このブログで紹介している海外ドラマの9作目イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」です。「ミニチュア作家」は2014年ベストセラーになった小説作品がドラマ化されたものです。ファン待望の作品です。17世紀オランダアムステルダムが舞台です。この時代のオランダは世界で人気のフェルメールが生きた時代です。作品の映像はフェルメールの絵画の世界を思わせるシーンが多々見られます。17世紀オランダ絵画の世界を堪能してみてください。

目次
1イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」とは?
2「ミニチュア作家」の時代背景は17世紀オランダ
3フェルメールの世界観とセリフ
4イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」のまとめ

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1イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」とは?

原作者はイギリスの人気作家で女優でもあるイギリス出身のジェシーバートンです。

ジェシーバートンは1982年生まれで現在40歳です。2014年「ミニチュア作家」を32歳の時に書きベストセラーになりました。世界中で話題となり32か国で翻訳出版されています。2017年イギリスBBCで「ミニチュア作家」は放送されました。

「ミニチュア作家」(bs11より)

ではどんな内容でしょうか?(ネタバレなしです)

17世紀オランダ黄金時代のアムステルダムが舞台です。

18歳のネロが裕福な商人の家に嫁いだ所からドラマは始まります。留守がちな夫、同居する厳格な妹、二人の召使い、新しい環境に慣れよう、良い妻になろうと努力するネロ。

ある日夫から結婚祝いにプレゼントされた「ドールハウス」をきっかけに、不思議な出来事が続き物語が展開されていきます。

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2「ミニチュア作家」の時代背景は17世紀オランダ

イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」の舞台は17世紀です。

どういう時代だったのでしょうか?

この時代はヨーロッパ人が航海しアジア、アメリカ、アフリカに出かけました。自国の産物などを異国へ届け、自国に持ち帰るという文化交流が盛んな時代でした。

当時の美術作品からもその様子が伺えます。

フェルメール「地理学者」(1669年)の作品は地理学者が机いっぱいに海図か世界地図を広げコンパスを持った姿が描かれています。

下の写真はフェルメール「天文学者」(1668年)の作品です。そこには地球儀が描かれています。

ミニチュア作家はそういう時代の雰囲気が伝わってくるシーンが多々見られます。時代背景を知っているとドラマの見方に深みが出てきますね。

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3フェルメールの世界観とセリフ

イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」の舞台となった17世紀はオランダ出身の画家フェルメールの生きた時代です。

フェルメールの作品に描かれている世界がドラマの中でも演出されています。

「窓から差し込む光、光が差し込む部屋で女性がたたずむ、机で手紙を書く女性、手紙を読む女性、弦のついたリュート(楽器)、マジパン、女性達がかぶっている当時の白い帽子、衣装、部屋のしつらえ...」など、

フェルメールファンなら「アッと」思うシーン満載です。

又、ジェシーバートンが生み出すセリフのやり取りも聞きごたえがありました。1話ではこんなセリフがありました。


①食べ物は自分のことを気づかせてくれる。例えばクミンシード付きのチーズを食べると喜びを忘れていたと気づく」
②「富は海と同じでつかんでおくことができない。強く握っても水のように指の間からこぼれていく」③「この家に来て8日よ。天地創造より長い」

32か国で翻訳出版されているので、原作のを読んでドラマを見ると楽しみが倍増しますね!

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4イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」のまとめ

イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」は17世紀オランダが舞台です。フェルメールの絵画の世界を感じさせる映像が多々見られます。

「ミニチュア作家」(bs11より)

原作者はイギリスの人気作家、女優でもあるイギリス出身のジェシーバートンです。映像からも光と影が感じられますが、ジェシーバートンが生み出すセリフからも陰影を感じさせます。

衣装や部屋のしつらえも当時の世界が再現され歴史を垣間見るようです。イギリス海外ドラマ「ミニチュア作家」で17Cオランダ絵画の世界を堪能してみてください。


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