岐阜県池田町出身、「いっくん」の愛称で地元で親しまれている男子モーグルの堀島行真(ほりしまいくま)選手。4年前の平昌オリンピックでは転倒があり11位に終わりました。この4年間の新たな取り組みにスポットをあてて調べてみました。地元では噛む金メダル「キャラメルペーストせんべい」が販売され大人気でした。
1 乗鞍岳でのこぶ作り
2 パルクールを取り入れた練習
3 地元で人気者 嚙む金メダルせんべいの販売
4 堀島行真選手の新たな取り組みのまとめ
この記事をアップ後、堀島選手は2022年北京オリンピックで見事銅メダルを獲得しました!
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1 乗鞍岳でこぶ作り
モーグル競技ではエアー、ターン、スピードが見どころです。では一番得点が高いのはどれでしょうか?エアーと思いきやターンが得点の60%を占めるそうです。
平昌オリンピックでは転倒して屈辱を味わった堀島選手、
どんな練習方法を取ったのでしょうか?新たな取り組みはあったのでしょうか?
ありました!
標高2800mの乗鞍岳に練習場を構えたのです。
乗鞍岳にスタッフみんなでこぶ作りをしたそうです。ここでターンの克服に時間を費やしました。堀島選手も周りのスタッフも気合を入れようが伝わります。
2 パルクールを取り入れた練習
スポーツ選手は専門の競技以外に筋肉や精神力を鍛える為、色々なスポーツを取り入れていくと聞いたことがありませんか?よく聞くのは水泳です。
堀島選手も練習方法の1つとして水泳をします。又ターンを強化のためフィギュアスケートも練習に取り入れました。
モーグル以外で色々な競技を練習に挑戦している堀島選手、その中の一つにパルクールがありました。
パルクールとはなかなかまだ聞きなれない競技ですね。でもパルクールは2024年のパリオリンピックで追加競技候補になりました。
ではどんなスポーツなのでしょうか?
パルクールは器具は一切使わず運動の基本となる「走る」「跳ぶ」「回る」などの動作を行いながら技やタイムを競う競技です。
堀島選手はオリンピックに向けて筋力を鍛えることに重点をおきました。
モーグルだけの動きにとらわれず、他視点から運動能力や精神力を鍛えようという新たな取り組みがされました!
小学校4年生からモーグルを始めた運動神経万能な堀島選手は、常に周りの環境に目を向け、バランス感覚を養う独自トレーニングに取り組んでいました。
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3 地元で人気者 嚙む金メダルせんべいの販売
堀島選手の地元で堀島選手を応援するお煎餅が作られています!
岐阜県池田町のお隣、大垣市があります。そこの老舗せんべい屋さんでは「行真がいく」というのおせんべいが販売されました。
種類は2種類。「味噌せんべい」と金メダルをイメージして金箔をあしらった「キャラメルペーストせんべい」です。メダルを取った選手はメダルを噛むスタイルはテレビでみられます。金箔をあしらった「キャラメルペーストせんべい」は噛んでもOKですね。
なぜそんな企画が実現したのでしょうか?
それは6代目社長が元フリースタイルスキー選手だったからです。共通の知人の紹介で堀島選手に会い、親交を深めていったそうです。
お煎餅の包装には洒落た試みがされていました!
「W杯・世界選手権の優勝で○が増えます。いくつ増やせるか楽しみにしてください。」
田中屋せんべい総本家より(写真撮影ルオ)
とのメッセージ付きです。堀島選手への期待度がお煎餅の包装紙からもわかります。
又、一箱540円、内50円は第二の堀島行真の育成資金として県スキー連盟フリースタイル部に寄付されます。
管理人ルオも堀島選手を応援したいので購入しました!
田中社長、素敵な企画をありがとうございます。地元人でなくても、こういう形で参加でき応援する機会をいただけて嬉しいです。地元はモーグルを愛して、未来のモーグル選手が育つ環境にありました。
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4 堀島行真選手の新たな取り組みのまとめ
堀島行真選手は2022年オリンピックに向けて、乗鞍岳を練習場所にしてこぶを作り、パルクールを含む数々の競技の練習を取り入れた新たな取り組みがされていました。身体能力強化に繋がったにちがいありません。
又、地元岐阜県の熱い信頼関係も味方につけています。堀島選手のため「行真がいく」という噛む金メダルせんべいが販売されていました。老舗煎餅屋さんとのコラボレーションです。
たくさんのプレッシャーの中、自分に寄り添ってくれるファンや地元の人々がいると、どんなに心強いでしょうか。堀島選手のお人柄が人々を引き付けるに違いありません
今年のオリンピックでは予選で苦戦していました。前回のオリンピックでの経験はけっして無駄ではありませんでした。又、オリンピックに向けて行ってきた新たな取り組みは実を結びました。
見事プレッシャーに打ち勝ち銅メダルを獲得しました。おめでとうございます!
銅メダルを獲得した翌朝、2月6日朝のNHKニュースおはよう日本、サンデーLIVEに生出演して心境を語っていました。
「2月5日朝起きた時は不安でいっぱいででした(予選では実力が発揮出来ず苦しんでいました)。もう、失敗は出来ない。ネガティブな感情と戦っていました。滑り終えた時は安心しました。」
テレビ番組インタビューより
と語り、次のオリンピックに向けての視線もすでに感じられポジティブな堀島選手になっていました。
インタビューでも応援者に対して感謝の気持ちも忘れていませんでした。今後のご活躍を心から願っています。