こんにちわ、ルオです。土井善晴(どいよしはる)さんが『情熱大陸』に出演します!娘の土井 光さんがとってもカワイイです!【画像付き】。父と同じ道の料理研究家です。土井善晴さんの料理に対しての考え方を調べてみました。
目次
1 土井善晴(どいよしはる)さんはどんな人?
2 娘の土井 光さんの今【画像付き】
3 チョイ住みで「キューバ」へ~オムレツへの思い
4 土井善晴さんのまとめ
1 土井善晴はどんな人?
土井善晴(どいよしはる)さんは日本の料理研究家、フードプロデューサーです。
1957年2月8日、大阪の住吉区生まれ。現在 65歳です。
明星高等学校、芦屋大学教育学部産業教育学科(現・経営教育学部経営教育学科)卒業しました。
父は料理学校を主宰した料理研究家の故・土井勝氏。母も料理研究家です。
土井善晴(どいよしはる)さんはいつ頃から料理の世界を目指したのでしょうか?
大学在学中の20歳の時です。プロの料理家を目指し、スイス、フランスでフランス料理を学びます。
土井さんの特技はフランス語だそうですよ!
帰国後、大阪「味吉兆」で日本料理を修業します。その後、一時、父の学校を手伝います。 土井勝料理学校講師を経て、1992年に「おいしいもの研究所」を設立しました。
料理研究家として独立したのですね!土井さん35歳の時です。
テレビ番組に出演し、どんどん知名度があがります。
「おかずのクッキング」(テレビ朝日)は父の勝さんがレギュラー出演していました。番組を引き継ぎ20年以上出演します。
「きょうの料理」(NHK)も30年以上務めました。
どちらも長い間出演していました。健康で、トラブルもなく、真面目な一面が感じられますね。柔らかな物腰と軽妙なトークが持ち味でした!
土井さんには料理に対する考え方があります。どういう考え方なのでしょうか?
現代は共働きが多い家庭が多いです。忙しい時間の中、料理離れせず、料理を作ってほしいという熱意があります。それは著書にも現れています。
著書「一汁一菜でよいという提案」(2016年)を出版しました。発行部数30万部を超えるベストセラーになりました。
「一汁一菜」(いちじゅうさんさい)とはどんな意味なのでしょうか?
ご飯と味噌汁、簡単なおかず(漬物など)で構成するシンプルな和食の献立のことです。昔懐かしい庶民の食事の在り方です。
一汁三菜は「本膳料理」を発祥としています。
「本膳料理」とは、室町時代に確立された武家の饗宴の席の料理のことです。 そこで「一汁三菜」という献立が誕生しました。
「本膳料理」における一汁三菜の献立は、飯、汁、香の物(漬物)、なます、平(ひら、煮物)、焼物です
土井さんは「一汁一菜」は手抜き料理ではありませんと語ります。
疲れてお料理をする元気がない時、どうすればいいですかって、聞かれました。 …お料理することは自立することです。 …お料理する人が全部しないで、食べる人が自分で調味料をかけて食べればいい。 …“こうでないと”では作る側がしんどくなる。
(wikiより)
味付けは食べる人に任せればいいということですね!
冷ややっこでも自分で醤油をかければいいわけです。その人の好みで醤油の量を調整すれば自分好みに仕上がるし、作り手さんの手間も一つ省けます。
日常の食事はご飯と具沢山の味噌汁で十分です。味噌汁は出汁をとらなくてもいいし具材には何を入れたっていいです、と語ります。
土井さんは、この「一汁一菜」を再び現代に広めました。
土井さんは白米に対しても美味しく炊ける提案があります。
2016年にYouTubeに公開された、土井さんの米の洗い方の動画が「素晴らしい」とネット上で注目されました。
どんな提案だったのでしょうか?
土井さんは水が澄むまで洗うことを推奨しています。
水が澄むまで洗ったら、味はいいが栄養価が落ちるといわれています。
その状況については「今は米から栄養を取らなくてもいいわけでしょ」とザックリ言い切り、多くの人から共感を呼びました。
「家庭料理はええかげんでええんです!」という土井さんの哲学は、毎日の料理を負担に感じていた人々の心を軽くし、料理を作ることに関心を向けさせました。
「土井さんの本を読んで気持ちが楽になった。」と人の心をとらえました。発行部数30万部を超えるベストセラーになるのも納得ですね!
Twitterのフォロワーは約70万人(2022年10月現在)です。土井さんの提案する料理を皆が欲しているのですね!
土井さんの話を聞くと、料理が作りたくなるから不思議です(笑)。
又、学生の育成にも精力的でした。
十文字学園女子大学招聘教授、甲子園大学客員教授、学習院女子大学講師(食文化講座)、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員を務めます。
過去に早稲田大学文化構想学部非常勤講師、早稲田大学感性領域総合研究所招聘研究員、立命館大学客員研究員、芦屋女子短期大学講師を務めました。
華麗なる経歴ですね!
2 娘さんお土井 光さんの今【画像付き】
土井さんには娘の土井光さんがいます。
土井 光さんは大阪生まれ、東京育ちです。小さいころから父の背中を見て育ちました。
大学卒業後、渡仏。リヨンのポール・ボキューズ学院で゙フランス料理とレストラン・マネージメントを2年半学びます。
父と同じフランスを選んだのですね!
その後、三ツ星レストラン「レ・プレ・ドゥ・ウジェニー」「トロワグロ」、老舗ショコラトリー「ベルナシオン」に勤め経験を積みました。
在仏期間はなんと7年間です!
帰国後は父、土井善晴さんの「おいしいもの研究所」でアシスタントとして勤務しています。
又、料理のデモンストレーションのフランス語通訳、フランスと日本文化をつなくイべント参加も精力的にこなします。
マガジンハウスの「POPEYE Web」に食のコラム を連載しています。父・土井善晴さんとの共著『お味噌知る』も出版しました。
光さんは料理に対してどんな考え方を持っているのでしょうか?
父と同じく料理に五感に使うことに重点をおいています。
又、揚げる、焼く、茹でるのシンプルな調理法で素材の味を最大限に引き出す考え方をイタリア料理から学びました。調味料もシンプルで塩コショウのみです。
イタリア料理は常に出来たてを食べさせ、食べることが大事です。
そういうことの原点は母の料理にすでにありました。母は常に出来たてのものを出すというスタイルでした。
食材が持っている持ち味だけで十分においしく、旬を取り入れるという考えは家庭内にすであったのですね。
両親は常に家庭料理を作り、外食はほとんど行かなかったそうですよ!
さすが、土井家ですね!
3 チョイ住みで「キューバ」へ ~オムレツへの思い
情熱大陸ではチェ・ゲバラの絵柄のエプロンを付けていました。土井さんは番組でキューバを訪れたことがあります。
「チョイ住み in キューバ」(NHK)の番組です!「チョイ住み 」は普通の家に住み,買い物にでかけ、料理を作るなど、現地の人と同じ目線になれる人気の旅番組です。
土井さんは2016年に若手俳優・野村周平さんと番組に出演しました。目の前にはカリブ海の海が広がりました。
最初はギスギスした二人ですが、一緒に暮らし、お互いを知ることで距離が縮まります。料理を作り、食を共にすることで友情が生まれてきました。
滞在中は、土井さんが野村さんのために料理を作りました。
野村周平さんは1日早く帰国する土井さんのため、土井さんが欲しがっていたチェ・ゲバラのTシャツをプレゼントしたのです。
土井さんの帰国後、一人になった野村さんは、土井さんのレシピに挑戦しました。
自分が食べる朝食に、土井さんが作っていたオムレツを見様見真似で作ったのです。すると不思議なことに、初めてなのにうまく作ることができました。
作ろうという気持ちにさせ、手が動くわけです。すごいことではないでしょうか。土井さんの料理に対するパワーが自然に野村さんに伝わっていたのですね。
料理は五感を使うというのが土井さんの基本的な考え方です。
食材を通じて自然を感じることも重要です。
そして何よりも大切なのは、つくる人と食べる人との関係です。
キューバで過ごした日々が、「オムレツ」という料理に凝縮されていたように感じました。
今もチェ・ゲバラがデザインされた品を大切にしている土井さんは温かいお人柄だと思いました。
4 土井善晴さんのまとめ
土井善晴(どいよしはる)さんが『情熱大陸』に出演します!
娘の土井 光さんも父と同じ料理研究家でとってもカワイイです!
土井善晴さんの料理に関して一汁一菜という料理哲学を持っています。ベストセラー「一汁一菜でよいという提案」は料理を作るのに頑張りすぎないでという優しいメッセージが込められています。
本を通して人々の心を軽くしました!
土井さんは国内外を忙しく飛び回り、インターネット配信なども駆使してメッセージを伝え続けます。
誰かのために料理を作る、自分の為に料理してくれたと思うことは人生を豊かに出来る第一歩ではないでしょうか。
素材を生かしながら調味料を加えるだけでいいわけです。
料理することに意味があるのです。
土井さんの考え方は共働きが多い現在にマッチし、料理を作ってみようという気持ちをおこさせます。料理離れに歯止めがかかるのではないでしょうか。
今後の土井さんの活動が楽しみです!
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