チームラボフェノメナはなぜアブダビに設置されたか?美術館の魅力は何?NHKでも放映!

こんにちわルオです!チームラボが運営する「チームラボフェノメナ」(teamLab Phenomena)は6年間の準備期間を経て2025年4月18日にアブダビにオープンしました。チームラボは日本でも人気の高い芸術集団です。チームラボがなぜ中東UAEの国家プロジェクトに選ばれたのでしょうか?

目次

1 チームラボとはどんな集団?

2 チームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)はなぜアブダビに設置されたのか?

3 チームラボのまとめ




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1 チームラボとはどんな集団?

皆さんはチームラボの活動を目にしたことはありますか?

チームラボ 展示(現役東大生がつくる東大受験本2020より)

日本各地でチームラボの様々なイベントが開催されています。一見、サイエンスと縁遠そうにみえる

京都の二条城でもチームラボの作品を見ることができました。

チームラボとはどんな集団なのでしょうか?

アート、サイエンス、テクノロジー、自然の融合を追及するアート集団です。

「ウルトラテクノロジスト集団」と称し、様々な分野の専門家で構成されています。

常設展示も見られます!

「チームラボ プラネッツ東京teamLab Planets 」展示
(ルオ撮影)

東京・お台場は《地図のないミュージアム》「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」を常設しました。

又、東京・豊洲には「チームラボ プラネッツ東京teamLab Planets 」が常設されていつでもチームラボの作品を見ることが出来ます。

「チームラボ プラネッツ東京teamLab Planets 」展示
(ルオ撮影)

「チームラボ プラネッツ東京teamLab Planets 」は海外から訪れる観光客も多く、2023年度単一のアートグループによる世界で最も来館者が多い美術館としてギネス世界記録に認定されました。

水に入る空間や映像作品は、境界面が曖昧で、全てが連続してます。連続していることがとても美しいです。

自分の身体と見ているものが一体となり、身体的な空間美術を味わうことが出来る魅力的な美術館です!

チームラボを率いる中心的な存在はどんな方なのでしょうか?

チームラボの代表、猪子寿之(いのこ・としゆき)さんです。

猪子寿之(いのこ・としゆき)さん
(現役東大生がつくる東大受験本2020より)


猪子寿之(いのこ・としゆき)さんは1977年生まれ徳島市出身、現在48歳です。

東京大学工学部計数工学科出身です。大学では確率・統計モデルを、大学院では自然言語処理とアートを研究しました。

2001年に東京大学を卒業と同時にチームラボ創業させます。

チームラボの名前の由来は色々な専門性の高い人たちが集まって、共に実験や研究して、何かを作っていくような場所を作りたかったそうです。

頭が良い上に行動派なんですね!

「チームラボ プラネッツ東京teamLab Planets 」展示
(ルオ撮影)

徳島出身の猪子寿之(いのこ・としゆき)さんの原点は何だったのでしょうか?

「鳴門の渦」です!

「鳴門の渦」は海の渦で神秘的、怖さ、力強さがあります。

渦は水で出来ています。渦は自分で構造を持っているわけではなくて海の作る流れが渦を作り出します。

物質的には何も変わらないのに周りの環境によって渦が出来るのですね!

環境現象と呼ぶそうです。

猪子さんは「鳴門の渦」からヒントをもらい、環境設定することで出来る特異な現象を,映像的な要素を利用して作品を生み出したのですね!

なるほどです!生まれ育った環境は大事ですね。




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2 チームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)はなぜアブダビに設置されたのか?

アラブ首長国連邦の首都アブダビの玄関口、アブダビ国際空港(AUH)は、2023年にリニューアルして「ザイード国際空港」に名前が変わりました。

「ザイード国際空港」(ルオ撮影)


リニューアル後は「世界で最も美しい空港の一つ」にも選ばれています。広々としたスタイリッシュな空間は時のたつのを忘れるくらい居心地がよく、ショップが充実しています。

「ザイード国際空港」のショップ(ルオ撮影)
「ザイード国際空港」のショップ(ルオ撮影)


日本からはトランジットで利用する方も多い空港だと思いです。

チームラボが運営するチームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)はなぜアブダビに設置されたのでしょうか?

いくつかの理由があります。

アラブ首長国連邦の場所(WIKIより)

アラブ首長国連邦の首都であるアブダビは、ペルシャ湾に面したアラビア半島の東部に位置しています。

アブダビのサディヤット島という場所の目的です。

サディヤット島は2007年から文化のグローバル拠点としての開発された土地でした。

現在、ザイード国立博物館(先史時代から現在に至るUAEの歴史を紹介)、アブダビ自然史博物館(希少な博物標本などを収集する研究施設)、グッゲンハイム・アブダビ(近現代を中心とした美術品を展示)、ルーブル・アブダビが設置されてます。

ルーブル・アブダビ(公式HPより)

ルーブル・アブダビはパリのルーブル美術館の世界初の別館として2017年開館しました。

パリのルーブル美術館からアブダビに呼びかけたのがきっかけです。

ここではカテゴリーごとではなく、年代ごとに展示され、タイムマシンのように時空を旅し、世界の異なる場所や文明の繋がりを見ることが出来るのが特徴です。

そういう文化の一大集積地として脚光を浴びている場所に日本のチームラボのチームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)が作られたのです!

日本にとってもとても名誉なことですね!

チームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)

(公式HPより)

島にある全ての文化施設をつなぎ合わせてくれるのがチームラボフェノメナだと信じている、全プロジェクトを統括しているアブダビ文化観光局局長はNHKの番組のインタビューで応えてます。

チームラボフェノメナ(teamLab Phenomena)は総床面積17000平方メートル、天井高最大20m、500台以上のプロジェクター使用、1000台のレーザーを設置した作品空間でチームラボ史上最大級のプロジェクトです。

チームラボ 展示(現役東大生がつくる東大受験本2020より)

チームラボの作品はアートと鑑賞者の境界をなくしてしまう。デジタル技術を使って常に変化する作品を生み出すことで鑑賞者は投入感を得られる

ルーブルアブダビキュレーターより

アブダビは最新テクノロジーで国を発展させるため、ソフトを重視しています。

デジタル時代の新しいアートの担い手であるチームラボは、中東UAEの「今、未来へとつなぐ文化施設を建設する国家的プロジェクト」の主旨にピッタリだったのですね。

約6年間の準備期間を経て2025年4月18日にオープンしました。

チームラボ 展示(現役東大生がつくる東大受験本2020より)

完成を見たアブダビ文化観光局局長は

チームラボの作品は「人のつながり」を作り出します。人との繋がりはやがて忘れがたい記憶となり私たちをつなぐ。チームラボの作品を見た人々が、帰る時何かを得て、良い変化が生まれる。UAEと日本が築き上げた力強い文化の絆

印象的な言葉です。チームラボが選ばれた理由がわかりますね!




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3 チームラボのまとめ

チームラボはプロジェクションマッピングなど高度なテクノロジーを駆使し、独創的なアート世界を展開します。

「ザイード国際空港」(ルオ撮影)

日本でも人気の高い芸術集団ですが世界的にも高い評価を得てます。

チームラボが運営する「チームラボフェノメナ」(teamLab Phenomena)は中東UAEの国家プロジェクトに選ばれました。

首都アブダビのサディヤット島は2007年から文化のグローバル拠点としての開発されルーブル・アブダビなどの文化施設があります。

チームラボの作品は「人のつながり」を作り出します。サディヤット島全体の全ての文化施設と人々とつなげる役割を担っているのでしょう。

今と未来を繋げていくすばらしいアート作品ですね!

「チームラボフェノメナ」(teamLab Phenomena)の選ばれた理由がよくわかります。

これからのチームラボの活躍が益々楽しみになりました!




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