こんにちわ、ルオです!「イモトのWiFi」をヒットさせた経営者の西山誠司氏が『日曜日の初耳学』、建築家の永山祐子さんが『情熱大陸』に出演し、ビジネスで成功する秘訣を教えてくれました。二人には共通点がありました。気になりますね!
目次
1 西山誠司(経営者)のビジネス展開
2 永山祐子(建築家)が大事にしていること
3 西山誠司・永山祐子のまとめ
1 西山誠司(経営者)のビジネス展開
エクスコムグローバル株式会社の代表取締役社長西村 誠司(にしむらせいじ)氏が『日曜日の初耳学』に出演しました。
西村社長は1970年愛知県生まれ、現在53歳です。今、注目の経営者ですね!
『日曜日の初耳学』では社会人必見のアドバイスが多数披露されました。
どんな内容だったのでしょうか?
「不可能を可能にする方法」「最強の知名度の作り方」です。
西村社長といえば『イモトのWiFi』ですね!
『イモトのWiFi』は海外渡航者用のレンタル事業です。
「海外行くならイモトのWiFi」と印象的なCMで知名度を上げて名を轟かせました。
CM効果もあり売り上げを伸ばし続けます。
しかし、2020年コロナウイルスの流行で海外渡航者が激減しました。
売り上げはほぼ0で倒産の危機でした。絶体絶命のピンチです。
西村社長はどうしたのでしょうか?
一発逆転を狙います!
大逆転の一打は逆転の発想からです。コロナが向かい風なら追い風になる方法を考えます。
コロナ禍の中、何のニーズが膨らむか考えました。
流行当時は圧倒的にPCR検査キッドが不足し、PCR検査が出来ない環境でした。
そこで西村社長は人任せでなく、自分たちでPCR検査をやるしかないと考えます。
しかも、PCR検査をするまでの道のりを最短にすることを目標にしました。
しかし、現実は厳しかったです。
PCRキットも不足、人も制限がかかります。輸入頼みの試薬確保にも課題があり、苦労しかなかったと振り返ります。
しかし、持ち前の行動力で乗り切りました。出来るか確定してなくてもCM製作をスタートさせます。
2020年7月20日に着想し、一か月後の8月24日にサービス開始をしました。わずか1か月で新規事業をたちあげたのです。
9月28日にはCMも流れはじめます。
社運を賭けた新規事業は大成功を納め、過去最高の333億円の売り上げを記録しました。
すごいですね!
準備は100%の時間をかけてやらず、まずは20%でいいのでスタートするのが西村社長の持論です。
そしてある程度の形になったらお客さんの声を聞きながら方向修正していく方が上手くいくそうです。
ビジネス成功の秘訣ですね!
西村社長の成功の原点は何だったのでしょうか?
就職面接で落とされまくった学生時代の体験です!興味深い話ですね。
21歳の時、西村社長は起業家になろうと思っていました。だから数年しか社会人ができません。
当時、企業の面接で「起業家になるまで3年間を頑張って独立する」と面接で話すと必ず落ちました。
なぜなら日本の大きな会社は10年かけて人材育成していくので、そこで投資したお金を回収し、そのあと会社のために頑張ってもらうのがあたりまえの風潮でした。
しかし、アクセンチュアは違います。
アクセンチュアは世界120以上の国の企業を顧客に持つ総合コンサルティング会社です。
西村社長が独立する意志を会社に伝えると「夢があってすごくカッコいい」と言われました。
正反対の反応ですよね!
さらに続きます!
「西村君が2年でも3年でもここで勤めて退社して、起業して会社を立ち上げたあと世の中で大成功したら、うちの会社のブランド価値を上げることになる」と言われました。
日曜日の初耳学より
「独立する」という前提での考え方です。
そういう考え方を理解してもらえる環境はあまりないかもしれません。
さらに自分を知ってもらうことも重要ポイントです。無関心からは何も生まれません。
無名の自分に関心を持ってもらうにはどうしたらいいのか、関心を持ってもらうきっかけを必死に考え抜くのも大切と言います。
スタート地点に立つには何をすべきか できることを色々よく考えることが目標達成の第一歩です。
だから知名度にこだわるのですね。
2 永山祐子(建築家)が大事にしていること
建築家の永山祐子さんが『情熱大陸』に出演しました。
永山祐子さんは1975年東京生まれ現在47歳、2児の母でもあります。
2002年、東京四谷に「永山祐子建築設計」を設立しました。
永山祐子さんは今、最も忙しい建築家のひとりです。
独立して間もなくLOUIS VUITTON大丸京都店(2004年)でJCD DesignAward激励賞受賞します。
光のあたる角度で見え方が変わる変更版を建築の外装に用い注目されました。
玉川高島屋SC本館グランパティオ(東京2020年)照明デザイン賞最優秀賞、光の扱いと素材選びのユニークさは永山さんの個性となります。
そして2020年ドバイ国際博覧会では日本館を任され、世界に向けて知名度が上がります。
2023年4月14日開業した「東急歌舞伎町タワー」の外装デザインを手掛けました。
「東急歌舞伎町タワー」は高さ225m、ユニークな外観は一度見たら忘れません。
巨大な噴水をイメージしています。
永山さんのビジネスで大事にしていることは何でしょうか?
施主の注文に答え、永山さんがアウトラインを作っていきます。
そして、永山さんの会社では総勢17人で同時進行する40近いプロジェクトを手分けしています。
商業施設から個人住宅まで手掛け、永山さんはスタッフの現状報告を受け、善し悪しの判断とアドバイスを繰り返します。
永山さんは司令塔です。
働くものの参加意識を高めれば、やる気が増す。やる気が高まれば事務所全体の仕事効率も上がる、と永山さんは考え、スタッフの成長をとても大事にしています。
永山さんの会社に来るということは、いつか独立したいと思っているのが前提にあります。
事務所に来ているというのは、いつか独立って考えているので、スタッフも成長したいと思ってうちに来るし、私もちゃんとそういう人を育てないと私みたいな仕事は任せられない。やりたいからやる、こうしたいからやるって自分の意志で動いてほしい
情熱大陸より
スタッフは事務所の雰囲気が良すぎると語っていました!
良い環境は相乗効果を生み出しているのです。ビジネス成功の秘訣です。さすがですね!
経験を重ね、スキルを身に着けたスタッフはいつか巣立っていきます。
情熱大陸では独立を決めたスタッフの送別会が行われる様子が放映されました。
1人は在籍10年、1人は在籍5年です。
送別会を開き、全員で門出を祝福するのが永山さんの事務所での慣例です。
永山さんは独立を喜んで受け入れてる姿が印象的でした。
3 西山誠司・永山祐子のまとめ
イモトのWiFi」をヒットさせた経営者の西山誠司氏が『日曜日の初耳学』、建築家の永山祐子さんが『情熱大陸』に出演しました。
どちらもビジネスを成功させた社長、時の人です。
西山社長は知名度の大切さ、不可能を可能にする方法のコツを教えてくれました。
「独立する」という前提での考え方は西村社長のビジネスの原点でした。
永山さんの事務所でも独立を前提としてスタッフを育てている環境がありました。
働くものの意識を高め効率を上げていきます。
2025年日本国際博覧会パナソニックパビリオン「ノモの国」は永山さんが手掛けます。
光を反射させ、シャボン玉が集まったようなパビリオンになるようです。
ファンタジックな世界、楽しみですね。
日本の社会を動かしているお二人の今後の活動が楽しみです。