こんにちは、ルオです。西島秀俊さんがA-studio出演します。西島秀俊さんは筋肉が魅力的で話題になりましたが、細マッチョ封印で演技で勝負しています!又、結婚に関する厳しい7つの条件は素顔がわかります!西島さんの今をお伝えします。
目次
(1)映画にたずさわりたいという強い意志
(2)『ドライブマイカー』のエピソード
(3)細マッチョなのに甘党
(4)奥さんに出した「厳し過ぎる結婚の7つの条件」
(5)西島秀俊さんのまとめ
(1)映画にたずさわりたいという強い意志
俳優の西島 秀俊(にしじま ひでとし)さんは1971年3月29日生まれ、東京都八王子市出身です。現在51歳です。
父親は京都大学工学部電気工学科を卒業後、東芝のAI(人工知能)研究者、母親は専業主婦です。
映画好きの父親の影響で幼少期より映画に親しみます。サイコ・サスペンスの名手であるアルフレッド・ヒッチコック監督のファンでした。
桐朋学園(東京・国立市)に入学、高校では身長178㎝の長身を生かしバスケとロックバンドに打ち込みます。担当はギターでした
ちなみに桐朋学園は作家の赤川次郎氏を輩出した名門校です。
同校を1989年に卒業すると、エンジニアを目指し難関の横浜国立大学工学部生産工学科に進みます。しかしせっかく合格した大学を中退しました。
それはなぜでしょうか?
西島さんは幼少期から親しんでいた映画にたずさわりたいという強い意志がありました。
そしてすぐに実行に移していきます。まず渡辺プロの新人俳優養成オーディションを受け合格しました。1992年から芸能活動がスタートしました。
1992年『はぐれ刑事 純情編』(テレビ朝日)で新米刑事役でレギュラー出演しました。この時はまだ大学在学中でした。
西島さんは若手人気俳優として瞬く間に活動場が広がりました。
90年代前半には数多くのテレビドラマに出演します。特に『あすなろ白書』(1993年)では同性愛者の美青年、松岡純一郎役で注目を集め、最高視聴率31.9%を記録しました。
しかし、ここで西島さんは順調だった俳優への道の進路変更をして自ら厳しい道を選びました。
それはどんな行動だったのでしょうか?
西島さんはデビュー当時から「渡辺プロ」に所属していました。「渡辺プロ」はテレビドラマを中心としたアイドル路線が主流でした。
西島さんが俳優になるきっかけは映画に関係したいという強い気持ちがあったからです。「渡辺プロ」では西島さんが目指している方向性が違ってきてしまいます。あくまでも映画にこだわり続けました。
だから事務所を移籍するという選択をしました。
あえて「いばらの道」を選んだのです。
事務所変更に伴い1998年から2002年までの4年間は民放のテレビに出演する機会はありませんでした。その間は独立系映画に多数出演して経験を積みました。
順調とは言い難い時期が長かったのですね。映画がやりたくて俳優になったという強い意志が感じられますね。
2002年北野武監督による映画『Dolls』に出演する機会に恵まれました。
西島さんはビートたけしさんの大ファンです!
『ビートたけしのオールナイトニッポン』など、たけしさんが出演していたラジオ番組は欠かさず録音して聴いていました。
喜びはひとしおだったのではないでしょうか!
映画『Dolls』ではヒロイン役・菅野美穂さんの相手役に抜擢されました。この映画への出演は西島さんにとって大きな転機となります。
北野監督は西島さんを大いに評価しました。2003年・2005年のテレビドラマ『菊次郎とさき』で引き続き、たけしさんのドラマに出演しました。
北野監督と西島さんの面白いエピソードがあります。それはなんでしょうか?
明治大学工学部中退の北野監督とやはり工学部中退の西島さんは演技の間の取り方が同じなのです。タイミングの計り方が共通するらしいです!
それを感じた北野監督は西島さんの演技を見るなり「理系か」と言い当てたそうですよ(笑)。
西島さんがたけしさんのファンであったのも、自然にそのあたりを感じ取って心地よかったのかもしれませんんね。
西島さんの映画に対する情熱は深まっていきます。西島さんは国内外問わず豊富な映画知識を持っている筋金入りの映画ファンです!
そのあたりは業界では有名でした。
国際映画祭東京フィルメックスでは2005年に審査員に選ばれ以降2017年まで実行委員会の理事を務めました。
もともと西島さんは俳優業だけでなく、撮影所スタッフにも強く憧れ、自身も裏方として携わりたいと考えました。
だから、映像制作を学ぶため映画美学校に生徒として通っていた時期があります。
再ブレイクしたのは2010年代に入ってからです。既に西島さんは30代後半になっていました。
きっかけは中山美穂さんの相手役を務めた映画『サヨナライツカ』(2010年)とNHK大河ドラマ『八重の桜』(2013年)の好演でした。
その後は持ち味をいかして映画、ドラマに多数出演しました。
そして濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で主演に抜擢されました。
この作品は「第94回アカデミー賞」で日本映画として史上初となる作品賞を含む4部門にノミネートされるという嬉しいニュースが日本中を沸かせましたね!
西島さんも濱口監督と共に授賞式に出席し、本作は国際長編映画賞を受賞しました。
映画に携わりたいという思いが実り素晴らしい結果になった瞬間ですね!
(2)『ドライブマイカー』のエピソード
『ドライブ・マイ・カー』西島さんの演技はどのような評価だったのでしょうか?
米ニューヨーク・タイムズ紙によると「Great Performers/The Best Actors of 2021」の1人としてアジア人で唯一選出されました。
「Great Performers/The Best Actors of 2021」はその年の映画を代表する俳優を選ぶ企画です。日本映画への出演で選出されたのは西島さんが初となります。
とても高い評価を受けたのです。すごく嬉しいですね!
どんな所が評価に結び付いたのでしょうか?
選出理由は
(米ニューヨーク・タイムズ紙より)
「西島の演技は鋭い批判的な知性を合わせ持っており、そのメランコリックで控えめな存在感が映画の重要なカギとなっている」と述べています。
西島さんはどのよに感じていたのでしょうか?
「世界が注目し、もっと大きくなる濱口監督の作品に出させていただいて、俳優として良い体験をさせていただきました」西島さんはこの作品について「人と人の心の中が映っている」と説明しています。
(カンヌ壮行会イベントより)
『ドライブ・マイ・カー』の原作は村上春樹氏の同名短編小説です。このブログでは濱口監督を掲載しているので興味がある方はそちらもご覧ください。
*「ドライブマイカー濱口竜介監督、6割り出来たら上々の考え方で夢をつかむ行動と人柄」
『ドライブ・マイ・カー』の内容です!
西島さんが演じる舞台俳優で演出家の悠介は、脚本家の妻・音(霧島れいか、48)と幸せに暮らしていました。
ところが、悠介は音に自分の信頼を裏切る秘密があることを知ります。音はその秘密を隠したまま病で急逝してしまいます。
それから2年が過ぎますが悠介は喪失感を抱えたままで、秘密についてのわだかまりも消えません。
そんな中、広島での演劇祭の演出を担当することになり、愛車のサーブで現地へ向かいます。
ドライバーはある過去を抱えたみさき(三浦透子、24)です。彼女と旅をするうち、悠介は音の秘密と向き合い始めます。
西島さん演じる悠介は繊細な男性です。そこを西島さんは見事に演じていました。
脚本や映像も素晴らしいですが、西島さんが演技したからこその受賞だったのではないでしょうか。
『ドライブ・マイ・カー』のラストは言葉では言い尽くせないほどの感動が伝わってきます。
僕は本当に遅咲きの人間なので、まだまだやってないことがたくさんありますそういうことをやりつつ、若い俳優たちや監督さんたちが自由に、十二分に自分たちの才能を発揮できる環境を作れるように、微力ですけど、尽力していきたいなという気持ちでいます。
(rockin on comより)
西島さんの映画に対する愛情が伝わってくる言葉ですね。
(3)細マッチョなのに甘党
西島さんは役作りで体型を調整することがあります。
映画『サヨナライツカ』(2010年)では、老後のシーンのために体重を13kg増やしました。
その後の若い頃のシーンのために、1か月で15kg減量しました。5キロ、10キロの体重増減は朝飯前とか!プロ意識が高いです。
「基本、しっかり食べて、運動して、よく寝ます。ギチギチに節制することはなくて、痩せる必要があるときは、走る距離をちょっと伸ばすとか、食事をちょっとケアするとか、睡眠をよく取るとか、その程度です。誤解している方が多いですけど、痩せるためには、しっかり寝ないと体重って落ちないんですよ。逆に太りたいときは、何かひとつ食べる物を増やすとか。生活のさまざまな場面で少しずつやると、そんなに無理しなくても、けっこう変わります」と語ります。
(loveALLより)
演じる役に合わせて体型まで自由自在に変えてみせる西島さんは日々鍛錬し、調整していくのですね。さすがです!
西島さんの筋肉が話題になった時期があります!それは何でしょうか?
皆さんも記憶されていらっしゃるかもしれません。
大河ドラマ『八重の桜』(2013年)です。砲術を担当する武士のため、筋肉質な身体に仕上げてテレビで披露しました。
見事な「細マッチョ」ですね。MHKの大河ドラマは沢山の人が視聴したので西島さんの筋肉が話題になりました。
西島さんのプロポーションの良さは、洋服の着こなしからもわかります。それが海外からも注目されました!
2017年にファッションデザイナーのジョルジオ・アルマーニからの指名により広告モデルに日本人で初めて起用されました。
ジョルジオ・アルマーニの最高峰ライン「メイド・トゥ・メジャー」です!すごいですね。
2018年も引き続き広告モデルを務めており、4シーズン連続起用もまた日本人初でした。
一方、西島さんはかなりの甘党です!。現場では共演者に指摘されるほど差し入れのお菓子を食べ続けているらしく、自身もスイーツを差し入れることが多いそうですよ!
特にモンブラン、ドーナツ、チョコレートが大好物です。ご本人曰く、節制は全くしていないそうです。
西島さんは肉体美が美しく注目されましたがすべては役作りのためのでした。
どの作品を見ても演技力で勝負している様子が伝わってきます。自分の持ち味を良く知り、それを最大限に生かす努力をしてきたのだなあ~と演技を見ていると思いました。
そういうひたむきな姿が「ドライブマイカー」での快挙に結び付いたのではないでしょうか!
(4)奥さんに出した「厳し過ぎる結婚の7つの条件」
西島さんは2014年にオリコン発表の「2014年ブレイク俳優ランキング」で第2位にランクインしました。とても人気がありました。
そしてその年の12月22日16歳年下の一般女性と結婚しました。人気者の西島さんの結婚はファンに衝撃を与えました。
女性週刊誌では西島さんの結婚観に対して報道がありました。西島さんが出したのはどんな条件だったのでしょうか?
①「仕事のワガママは許すこと」
②「映画鑑賞についてこない」
③「目標を持ち、一生懸命な女性」
④「“いつも一緒”を求めない」
⑤「女の心理の理解を求めない」
⑥「メール返信がなくてもOK」
⑦「1カ月半会話なしでも我慢すること」
①~⑦をクリアーしたお相手が現在の奥様です。「厳し過ぎる結婚の7条件」をクリアーしたことで結婚当初「プロ彼女」と言われ話題になりました。
皆さんは①~⑦をどう思われますか?
映画の仕事に携わりたくて俳優になった西島さんだから①「仕事のワガママは許すこと」②「映画鑑賞についてこない」は納得です。
③「目標を持ち、一生懸命な女性」も素敵な女性像ですよね!あとの項目に対する考え方は人それぞれでしょうか。(笑)。
西島さんと奥さんは3年間交際したそうです。3年間、奥様は7つの項目を守ったのですね。この厳しい条件をクリアーしても西島さんの事が好きで結婚したかったのでしょう。愛を感じますね。
西島さんはこの条件をどう思っていたのでしょうか?
結婚して翌年のお正月番組で西島さんは⑦の「1カ月半会話なしでも我慢すること」の意味合いが違うということを明かしています。
海外の監督と仕事した『1カ月、この映画の間、オレ以外とは口きくな。誰とも口きいちゃダメだ』と(1カ月)しゃべらない時があったというだけで、実際に奥さんにそういうことを求めているわけじゃないと弁明しました。
「オレ以外とは口きくな」とはおのろけでしょうか?好感度が下がる懸念があったから、あえて⑦の内容だけ弁明したのでしょうか?
結婚して8年が経過しています。2016年4月には第1子男児、2018年10月、第2子男児が誕生しました。
結婚観については少し古い話題でしたが、西島さんの女性に対する素顔がわかるエピソードでしたのでご紹介させていただきました。
(5)西島秀俊さんのまとめ
西島秀俊さんがA-studioに出演します。
西島さんは大河ドラマ『八重の桜』(2013年)で筋肉が魅力的で話題になりましたが、細マッチョ封印で演技で勝負しています!
ストイックでクールなイメージどおり映画に対しては役作りに熱心で、とても真摯に向き合っている姿が印象的でした。
西島さんは「映画がやりたくて俳優になった」と何度もインタビユーで語っています。好きな映画の仕事を大切にしている姿は、映画に携わるため俳優を志した強い意志を感じました。
西島さんは繊細な役、アクションから時代劇、ときにユーモラスな芝居まで演技の幅が広い俳優さんです。
今では西島さんの存在は映画界、ドラマ界にとって貴重な存在です。誰もが認める演技派だからです。
結婚に関する厳しい7つの条件は西島さんの素顔がわかりました。
映画やドラマに、近年ますます存在感を増している西島秀俊さんの今後の活躍が楽しみな俳優さんです。