こんんちわ、ルオです。俳優の長谷川博己(はせがわひろき)さんが9年半ぶりにA‐studio出演します!数々の映画や舞台で活躍している長谷川さん、今後の展望はどうなのでしょうか?又、リリーフランキーさんとの奇妙な縁もあるようですね。長谷川さんのハングリー精神を探ってみました。
(1)今後の展望は?
(2)リリーフランキーさんとの縁
(3)ハングリー精神
(4)長谷川博己さんのまとめ
スポンサード・リンク(sponsored Link)
(1)今後の展望は?
A‐studioはゲストを良く知る友人や家族から話を聞き、ゲストの素顔がよくわかる番組構成になっています。
今回は長谷川さんに今後の俳優としての展望をずばり聞いていました。
「ハリウッド進出は?」
もちろんありますね。基本的にハリウッド映画を見て育っています。あこがれはあるし。やっぱり演技のスタイルも万国共通なのはやはりハリウッド!と返答しました。
A‐studioインタビューより
ハリウッドの可能性が視野に入っているようです。俳優としての将来像ですね!
長谷川さんは舞台を中心に活躍する実力がある俳優さんです。蜷川幸雄さん演出の『カリギュラ』や『ヘンリー6世』など数々の舞台に出演しています。
どのように役作りをしているのでしょうか?
2016年ドラマ『夏目漱石の妻』の夏目漱石役についてを例にとってみます。
長谷川さんは文豪、夏目漱石を演じるにあたって夏目漱石ゆかりの場所を訪ねています。よく調べて勉強します。
探偵のように調べていくそうですよ!「そういうことが好きなんです!」とA‐studioで話しています。
そうしているうちに最初は目に入らなかった夏目漱石についての新たな可能性に気づきます。こう表現できると探っていきます。
でも、そのまま現場に持ち込まないのが長谷川博己流です。
現場に入ったら相手役と調整があるので相手役に合わせたりする柔軟な姿勢を持っています。
このブログでも取り上げた中井貴一さんの役作りにも共通していると思いました。興味のある方はそちらもご覧くださいね!
そういう長谷川さんの役作りへのアプローチが確かな演技力に導いているのも納得です。
とても真面目な一面です!
だから舞台だけでなく、映画、ドラマ、CMで卓越した感性を披露し、視聴者を釘付けにするのだと思いました。
6月10日公開の最新映画「はい、泳げません」では綾瀬はるかさんと共演し話題になりました。長谷川さんは水恐怖症の哲学者の役を演じています。
作品にも恵まれ時代劇から現代劇まで演技の幅を広げてきました。
ヒューマンからユーモアたっぷりの作品まで長谷川さんは演じています。
『シン・ゴジラ』(2016年)では主人公内閣副官房長官を演じ、日本国では最終興行収入が82.5億円と大ヒット作品となりました。
又、この作品で長谷川さんは第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で主人公・明智光秀役は注目を集め好評でしたね!初回視聴率は19.1%の高視聴率でした。
長谷川さんは1977年生まれ、現在45歳です。歳を重ねる毎に演技の深みを増してきました。
黒澤監督、濱口監督の映画に出たい俳優さんはたくさんいると思います。作品に恵まれ、頑張り次第でハリウッドに行く日も近いのかもしれません。
スポンサード・リンク(sponsored Link)
(2)リリーフランキーさんとの縁
長谷川さんとリリーフランキーさんとの間には不思議なご縁があるようです。
二人がまだ俳優として活躍していない頃からのお話です。いったいどんなご縁なのでしょうか?
今から20年前です。
長谷川さんは中央大学時代、雑誌『ポパイ』編集部でアルバイトでしていました。
内容はなんとリリーフランキーさんの仕事場に行き、原稿を取りに行くというお仕事です!
リリーさんはたくさん原稿を取りに来た方々がいる中で、学生の長谷川さんを覚えていました!
なぜ覚えられていたのでしょうか?
当時、リリーさんの部屋にはポスターが貼られていました。そのポスターに唯一関心を持ったのが長谷川さんでした。
どんなポスターだったのでしょうか気になりますね。
それは、昔の東映、新東宝、大蔵の映画のポスターです。
長谷川さんはリリーさんにこういうポスターがどこで買えるか聞いたうえで、買いに行ったそうです。
リリーさんは学生の長谷川さんに卒業後の進路を聞いたことがあります。
長谷川さんは「映画監督になりたい」と答えたそうですよ。
リリーフランキーインタビューより
又、お二人は同じ映画のオーディションを受けていました。リリーさんは主役に抜擢され、長谷川さんはオーディションに落ちてしまいました。
その後、二人は映画「二重生活」(2016年)で俳優として共演しています。
アルバイト時代の長谷川さんを知るリリーさんは長谷川さんをどのように見ているのでしょうか?
「こんな立派な俳優さんになるとは!こんな真面目で面白いヤツいない」と話しています。
A‐studioインタビューより
長谷川さんがアルバイト時代にリリーさんと会っていただけでも不思議なご縁なのに、2人が同じオーディションを受けていたことにもびっくりしました。
でもさらにもう一つ、不思議なご縁がありました!
リリーさんは武蔵野美術大学出身です。長谷川さんのお父さんが武蔵野美術大学の建築科で教鞭をとられていました。
リリーさんは長谷川さんのお父さんの講義を受けていたそうですよ!
こんなに幾つもの偶然が重なると驚きというより運命を感じますよね!リリーさんと長谷川さんは出会うべき運命だったと思います。
ご縁がある二人ですね!
スポンサード・リンク(sponsored Link)
(3)ハングリー精神
俳優を目指した時、オーディションでカチカチに緊張して身体が動かなかったことは長谷川さんにとって衝撃の事実でした。このままではいけないと思い行動に出ました。
2001年『文学座附属演劇研究所』に入所しました。
オーディションで自分の力を出せなかったことが劇団に入るきっかけでした。将来を俳優として生きていきたいと真剣に考えていたのです。
2002年に初舞台を踏みました。
長谷川さんは現状に満足せず高い目標を持ち、何事にも挑戦していくタイプのようですね!
長谷川さんの芸に対するハングリー精神の一面だと思いました。
ハングリー精神旺盛な長谷川さんの尊敬する俳優さんは誰でしょうか?気になりませんか?
映画の試写会でお名前が上がった俳優さんがいました。
それは森雅之さんです。
森雅之さんは舞台出身の名優として、黒澤明監督と溝口健二監督の国際映画祭受賞作品『羅生門』『雨月物語』で主役を務めています。
又、成瀬巳喜男監督の『浮雲』ではキネマ旬報主演男優賞を受賞しています。
森雅之さんは日本の映画黄金期を代表する名優です。
人気女優さんとの共演も多く、作品でヒロインの相手役を演じたことから「女優を最も輝かせる男優」とも称されています。
長谷川さんも役について調べた後は、相手役に合わせると話しています。ここも同じですね!
森さんは「間を大事にする演技」を第一に自分に課していたといわれています。
生涯を通して役者としての芸を貪欲に追い求めました。
そういう芸に対する姿勢も長谷川さんに影響があったのかもしれません。
主に舞台で俳優としての力をつけていった長谷川さんが尊敬する俳優さんの一人に選んでいることは納得です。
長谷川さんは作家の北方謙三さんと親交があります。
北方謙三さんは
「自分は長谷川の兄貴のようなもの。硬かった演技が自然体に変わった瞬間を見た。どこかにふざけた部分をあいつは持っている」
A‐studioのインタビューより
そういう瞬間を見ていてくれている存在があるというのは素敵なことです。長谷川さんのお人柄がそうさせるに違いありません。
スポンサード・リンク(sponsored Link)
(4)長谷川博己のまとめ
長谷川博己さんがA‐studioに約10年ぶりに出演します。
これまでに数多くの作品に出演し、ルックスやその演技から話題を集めてきました。
俳優としての今後の展望を聞かれると「ハリウッドの可能性」を視野に入れています。
良い作品と巡りあえば、夢ではないと思います。一歩一歩ハリウッドに近づいている実感があるのかもしれませんね。
長谷川さんのハングリー精神は次の飛躍のステップになるに違いありません。
又、リリーフランキーさんとの不思議な縁もありびっくりさせられました。まだお互いが俳優でない時期に出会ったという偶然が面白かったです。
リリーフランキーさんもそうですが、長谷川さんには演技を見守ってくれる強い味方がいます。北方謙三さんもその一人です。
演技へのアドバイスは「いい意味で冷や水をかけられる!」と長谷川さんは語ります。
長谷川さんをよく知る人たちは「真面目だけどおもしろい(ふざけた)一面がある」と口をそろえて言ってます。
長谷川さんは人なつっこい一面もあるように思いました。
ますます注目されている長谷川博己さん、ハリウッド映画出演も楽しみにしています。
今後の活躍が観たい俳優さんです!