こんにちわ、ルオです!東京代々木上原にある『Fleursd’été(フルールドエテ)』のケーキは高額にもかかわらず、予約殺到で入手出来ない「幻のケーキ」です。SHOWチャンネルのMC櫻井翔さんもその幻のケーキを取材しました!シェフの庄司夏子さんはケーキをブランド化するのに大成功!ブランド10の作戦を探ってみました!
目次
1 憧れのブランドになる10の方法
2 値段と予約方法
3 『Fleursd’été(フルールドエテ)』のまとめ
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1 憧れのブランドになる10の方法
『Fleursd’été(フルールドエテ)』のオーナーでシェフの庄司夏子さんは1989年東京生まれ今年で33歳になります。
プロになるため「駒場学園高等学校 食物調理科」で和洋中を学びました。。
料理に興味をもったきっかけは何だったのでしょうか?
中学の家庭科の授業でシュークリームを作ったことがきっかけだそうですよ。
卒業後「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」(現「レクテ」)、「フロリレージュ」を経て22歳で独立。
どのようにしてお店をブランド化するのに成功したのでしょうか?10の方法を探ってみました。
① 独立後の我慢の時代の戦略
庄司さんは22歳で独立しましたが資金がなかったのでアパートの一室を借りてお店を始めました。
知名度が上がるまでにしたことは何でしょうか?
普通のケーキを作っても意味がないと考えます。ぱっと見たら3秒で認知されるケーキを作ろうと思いました。
そこで考案したのはマンゴーのバラのタルト「フルール・ド・エテ」です。
これ一本にしぼったことが戦略の1つです。
それが当たり話題になりました。メディア取材もすべて「マンゴのバラタルトケーキ」1本にしました。
テレビでも取り上げられWebサイトにアクセスが集まります。
そこで取った行動が、又人気を増長させました。その行動は何でしょうか?
すぐにお店のWebサイトを閉じました!そのことが逆に話題となり「なかなか予約が取れない幻のケーキ」と言われブランド化しました。
知名度が上がったとたんネットからわざと離れた戦略が凄いですね
② 高級な値段設定
「フルール・ド・エテ」のケーキは13,000~19,000します。かなり高額ですね。普通ではなかなか買えないというブランド力を作り上げました。
③ 完全予約制のシステム
ケーキは完全予約制で販売されています。ネットでの予約が殺到し予約がなかなかとれません。
④ わざわざケーキを指定場所に取りに行く制約をつける
予約が完了した後、ケーキは指定された場所に取りに行かなければなりません。
その場所は非公開です!予約出来た人しか知らない場所となります。
一種の高揚感が味わえます。こんな手間がかかってもネットで繋がり運よく予約が出来たらラッキーと思うに違いありませんね。併設するレストランは一組限定、これもブランド戦略ですね!
お取り寄せも出来ないので、この方法でしか買えないというブランド力です。
⑤ 1日1組の完全紹介制のレストラン「été(エテ)」をオープン。(2015年7月)
併設するレストランは一組限定になっています。これもブランド戦略ですね!
どうしてそのような戦略をとったのでしょうか?
回転数を上げるよりは、お客さんの満足度を上げることを優先したからです。一日一組の完全予約制なら経費もかからないし、廃棄などの無駄もありません。
お客さんがインスタグラムに載せることを想定して、一目でエテとわかるお皿にもこだわりました。お客さんのインスタグラムは良い宣伝になります。戦略が上手ですね!
⑥ アーティスト村上隆とのコラボ商品を作る
2020年、世界で知名度があるアーティストの村上隆さんとのコラボ商品を限定販売しました。限定50個に対して500の応募があり反響がありました。
庄司さんは村上隆さんのファンでした。自分が有名になれば必ず会えると思い続けていたそうですよ!
願いが叶って良かったですね!世界の村上隆さんとのコラボはエテの知名度アップに繋がったに違いありません。
➆「捨てないケーキの箱」も制作中。
ケーキを入れる箱を京都の工芸家に作らせているます。箱を使い捨てにはしない、しかもメンテナンスすれば100年も使える重箱にする計画です。
庄司さんは「重箱」を通して店と顧客とがずっと続くサイクルを作るという構想を抱いています。
素敵な企画ですが、ケーキの値段はもっと高くなりますね。(笑)
⑧ 唯一無二を目指す。
シャネルの服やバッグって、パッと見てそれだとわかります。(中略)マンゴのケーキを創作する際は“”3秒でétéだとわかる”ことを強く意識しました。唯一無二になってしまえば、真似されたところで揺らぐことはないので
(Forbesより)
庄司さんの考え方がよくわかるコメントですね。
⑨ 「アジアのベスト・レストラン50」において「アジアのベスト・パティシエ賞」受賞。「東京女性経営者アワード「継続成長部門」受賞
「アジアのベスト・パティシエ賞」は日本人初となる受賞でした!
日本のみならず世界にも知名度が上がって庄司さんの作るケーキや料理はどんどんブランド化されていきます。
又、若くして経営者として成功が評価され「東京女性経営者アワード「継続成長部門」受賞したことで、庄司さんの生き方にも注目が集まりますね!
⑩ 完全なクオリティ主義に徹底する。
最高の素材、時間をかけて仕込み、オリジナル料理の提供をしてお客さんの満足度に訴えるということに徹底しています。
クオリティはどんどん高くなりますね。庄司さんのケーキはなかなか手に入りません。
もらった方はどう思うでしょうか?
やっぱり嬉しいですよね。なかなか手に入らないうえに予約するのも難しいのだから!もらった方は「自分が大事にされている」と思い、印象に残ります。
独特の価値観を生み出したわけです。
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2 値段と予約方法
【予約方法】OMAKASEから予約します。
①予約受付について→予約は毎月14日と最終週の土曜に受付。
(※変更される可能性もございますので随時確認する)
②ケーキをお客様に渡すための専門スペースにケーキを取りに行く。
*14〜18時(日により変更あります)
*東京渋谷区代々木上原駅すぐ(詳しい場所は予約完了確認後メールにてお店から連絡があります)
③代金は予約確定時に事前決済
*キャンセルの場合も返金なし。
【レストラン予約】月10組程度
レストランの予約はケーキをご購入した人優先という情報があるようですが、現在はそのような方法でレストランの予約は受け付けていません。
予約依頼が殺到しており全てのお客様が待っている状況です。
【値段】
フルール・ド・エテ(桃)14,000円 (税込) /台
フルール・ド・エテ(葡萄) 飴細工付き13,000円 (税込) /台
フルール・ド・エテ(マンゴー)14,000円 (税込) /台
フルール・ド・エテ(さくらんぼ)19,000円 (税込) /台
※他添えるフルーツは入荷状況により異なります。
【原材料】
無塩バター、粉糖、コーンスターチ、卵黄、砂糖、塩、小麦粉、牛乳、バニラビーンズ、薄力粉、クリーム、マンゴー、苺、ラズベリー、さくらんぼ、グルコースシロップ、ゲル化剤、香料、保存料、着色料、金箔
été(エテ)東京都渋谷区西原3丁目23-1代々木上原羽田ビル
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3 『Fleursd’été(フルールドエテ)』のまとめ
SHOWチャンネルでMCの櫻井翔さんが「Fleursd’été(フルールドエテ)」を取材しました。
「Fleursd’été(フルールドエテ)」は季節のフルーツをぜいたくにあしらった数量限定販売の「幻のケーキ」と呼ばれて話題になっています。
シェフの庄司さんは22歳という若さで独立し、1秒でも早く有名になりたいという強い想いから、徹底的に「ブランディング」に力を入れました。
完全予約制で販売されています。
又、「ケーキはわざわざ指定場所に取りに行かなければならない」というストーリを作りあげブランド化に成功しました。
このケーキを送られた人はやっぱり嬉しいですよね!シェフの庄司夏子さんは【Fleursd’été(フルールドエテ)】をブランド化に大成功しました。
étéのブランド力はビジネスモデルにもなります。
これから料理の道を目指す人の良い目標であり、支えのなるのは間違いないと思いました。
ネット予約、頑張ってみよう!と思う今日この頃です(笑)!