こんにちわ、ルオです!東京下町根津に『根津松本』という一切れ1000円のマグロを売るお店があります。驚きの価格です!SHOWチャンネルで取材してみると普通の鮮魚店ではありませんでした!美味しい「のり弁」と「ちらし寿司」もあります。評判は?場所も知りたいですね!調べてみました。
目次
(1)『根津松本』の評判は?
(2)のり弁とちらし寿司
(3)「魚屋の神様」とは?
(4)『根津松本』の場所
(5)『根津松本』のまとめ
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(1)『根津松本』の評判は?
一切れ1000円のマグロ、鮭の切り身が一切れ1000円、刺身の盛り合わせが一万円!大きな冷蔵ショーケースの中には美しく魚が並んでいます。
そのままフライに出来るようにパン粉がまぶしてある商品もあります。エビフライかな?
でも超一流の品揃いですが価格もそれ相応に高い!料亭や鮨屋向けのお店なのでしょうか?
と思いきや一般向けに販売されています。
つけられたあだ名は「魚屋の神様」、ただの鮮魚店ではなさそうです。
お店の名前は『根津松本』です。東京の根津に2006年5月18日にオープンしました。
開店直後は売れない時期もありました。でも噂は口コミで広がり徐々に名前が知られるようになりました。
今ではお客さんは列をなし、目ぼしい魚は午前中にアッという間に売れてしまう人気店です。
どんな方がどういう考えでお店を経営しているのでしょうか?
経営者は松本秀樹氏です。松本さんは1971年北海道旭川市出身、現在51歳です。実家は北海道の鮮魚店でした。
松本さんの築地での評判はどうでしょうか?
築地市場で最もいい魚を仕入れる鮮魚商
Wedgeより
として一目置かれていました。
NHK『プロフェッショナル』(2014年10月放送)でも取り上げられました。
松本さんに関しての本も出版されています。
『日本一の魚屋「根津松本」に選ばれたこの世でいちばん旨い魚』(2015年出版社ぴあ1500円)です。
執筆者は漫画も手掛けている早川光氏です。30年間、全国の魚を食べ歩いてきた著者早川氏によれば、
その魚のレベルは数ある銀座の寿司店を超えるレベルだ
Wedgeより
と言います。
魚は旬があります。どの時期にどの産地で獲れ、どういう食べ方が素材をいかせるのかわかりやすく解説されています。
松本さんの目利きで人が集まってくる評判の良いお店でした。
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(2)のり弁当とちらし寿司
「根津松本」の味を食べてみたいですよね!東京でしか食べられないのでしょうか?
耳より情報です。
『根津松本』では「のり弁当」と「チラシ寿司」が作られ発送もしてくれます。
松本さんこだわりの1時間かけて作る卵焼き、出汁巻き卵、旬の鮭などが食べられますね。
でも松本さんは一切の妥協なく最高の鮮魚を買い求めます。
HPを見ると商品に関してこのようなコメントが見られます。
「納得がいく魚」のみ提供してしております。仕入れや仕込みの状況により「納得がいく魚」がない場合には発送はしない。と書かれています。
根津松本HPより
さすがのこだわりです。
自ら魚を厳選し、その魚の美味しい食べ方を提供します。素材はどれもが一流品です。美味しいの、間違いなしですね。
のり弁当は2916円です。これなら根津松本の味を手ごろに楽しめますね!
ちらし寿司の玉子焼きや煮穴子は前日仕込み。ちらし寿司は毎週水曜日限定です。
ちらし寿司4種類 松10,000円 竹8,000円 梅5,000円 並3,500円です。
ちょっと値段がはる商品は、記念日や自分へのご褒美に利用してみるといいですね。
こういう機会が持てるだけでも人生豊かになりますね!
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(3)『魚屋の神様』とは?
魚に対しての知識がある方はたくさんいらっしゃると思います。
では松本さんの『魚屋の神様』の名前はどこから付いたのでしょうか?
松本さんはもちろん本が出版されるほど魚に関しての知識は豊富です。でも『根津松本』は単にいい魚を売るだけはありません。
それを最もおいしい状態でお客さんに食べさせる手間を惜しみません。魚は松本さんが考える最高の状態でお店に出されます。
丁寧に磨かれ、皮を引いて、小骨を抜きます。松本さんの言葉でいえば「魚に対する責任」です。
NHKプロフェッショナルや本も出版されるほど松本さんに注目が集まるのはなぜでしょうか?
それは魚に対しての並々ならぬ接し方にあります。
父は最高の魚だけを選び抜き、愛情たっぷりに魚を売っていた。そして「魚屋は芸術だ」と松本さんに語りました。
Wedgeより
そういう父の後ろ姿を見ながら育ち、父を目標にしていました。
松本さんを奮起させた事情もありました!
松本さんは東京の鮮魚店に就職し百貨店の鮮魚店の店長も務めました。そこで魚の不自然な流通を眼のあたりにしました。
それは「良い魚は一番に鮨屋・高級料理店に行くという市場の流れ」でした。魚屋や二の次!その現実を変えたいという思いが松本さんを次の行動にうつさせました。
35歳の時、東京の根津に『根津松本』をオープンしました。最初から順調にスタートしたわけではありません。
松本さんは足繁く築地に通い、仲卸業者と粘り強く交渉しました。信頼を勝ち取り、良い魚が松本さんに回るような流れを作り上げました。
だから今私たちは良い魚を料亭に行かなくても食べることができます。松本さんは美味しい魚を知る機会と食べる機会を提供してくれました。
店では鮮魚だけでなく、焼き魚、煮魚、フライなど様々な商品があります。焼き魚は七輪・備長炭で焼き上げてあります。
旬の魚を美味しく食べる為の工夫が満載です。
そういう松本さんのシンプルな思いや丁寧な仕事への姿勢が伝わり「魚屋の神様」と言われたのですね!
日本文化に欠かせない魚の消費量は減少傾向にあります。そういう現象に歯止めをかけられる可能性も見えてきます。
「根津松本」の鮮魚を食べると魚への見方が変わるかもしれません。松本さんの仕入れた最高級の魚は驚きと感動をもたらすに違いありません。
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(4)『根津松本』の場所は?
住所
東京都文京区根津1-26-5ー105
電話
03-5913-7353
交通
都バス上58「根津神社入口」1分
地下鉄千代田線「根津駅」から460m
駐車場無
営業時間11:00~19:00
定休日 日・月曜日
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(5)『根津松本』のまとめ
SHOWチャンネルの番組に『根津松本』のお店が紹介されました。「魚屋の神様」といわれる松本さんが魚の選び方に対する姿勢もよくわかりました。
おいしい魚を美味しい状態で提供する、仕入れから加工まで松本さんは日々努力を続けています。
すべては、お客さんに良い魚を食べさせたいという熱い思いから発していることだと思いました。
でも、一流品ばかり扱うという松本さんの考えは最初は理解されにくかったのではないでしょうか。
経営が思わしくなくても努力を続けました。それはお父さまの魚に対しての強い信念を体感したからだと思います。
高級料亭に行かなくても家で一流品の魚が食べられるのは、日本人の食卓を豊かに出来る原動力だと思いました。
おいしい魚を食べると、又食べたいと思うのが自然の流れです。日本人の魚離れに歯止めがかかりますね。
又、「根津松本」の思いが凝縮されているのり弁当とちらし寿司も気軽に食べられるが嬉しいですね。
こういう考えのお店が日本に一軒あるだけでも貴重な存在です。
余談ですが、魚といえばさかなクン、
「松本さんにさかなクン」のことをどう思っているのでしょうか?
さかなクンはスゴイです(笑い)。尊敬しています。あの方はハンパなく、凄いと思います。 と松本さんは語りました。魚に対しての愛情にあふれているのがお互いわかるのですね。