こんにちわ、ルオです。詩人の木下龍也(きのしたたつや)さんが『情熱大陸』に出演します。木下さんはプライベートや学歴はいっさい公開していません。どうして人気者になったのでしょうか?
目次
1 木下龍也(きのしたたつや)のプロフィール
2 知名度アップの作戦は?
3 木下龍也のまとめ
1 木下龍也(きのしたたつや)のプロフィール
木下龍也(きのしたたつや)さんは1988年1月12日、山口県周南市生まれ、現在34歳です。
東京在住で歌人として活動しています。最初はコピーライターを目指していました。
歌人を目指すきっかけは何だったのでしょうか?
池袋のジュンク堂書店で穂村弘さんの歌集「ラインマーカーズ」と出会い短歌の魅力に強く惹かれました。
23歳(2011年)で短歌を作り始めます。雑誌『ダ・ヴィンチ』の短歌投稿コーナー「短歌あります」に採用されたことで、新聞やラジオへ投稿するようになりました。
翌年の2012年に第41回全国短歌大会で大会賞受賞します。頭角を表しました。
著書に第1歌集『つむじ風、ここにあります』(2013年書肆侃侃房)、第2歌集「きみを嫌いな奴はクズだよ」(2016年書肆侃侃房)があります。
『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(2018年岡野大嗣と共著)は岡野大嗣さんとの共著で、累計1万3千部の発行となりました。
谷川俊太郎(詩人)さんともコラボレーションしています!連詩集「今日は誰にも愛されたかった」(谷川俊太郎、岡野大嗣との共著)です。
話題になったきっかけは何だったのでしょうか?
2020年「天才による凡人のための短歌教室」と2021年『あなたのための短歌集』です。
短歌の入門書、『天才による凡人のための短歌教室』(2020年ナナロク社)は発売直後に増刷が決まるなど話題になりました。
又、『あなたのための短歌集』(2021年にナナロク社)がヒットしました。ツイッターで話題になり、短歌に馴染みがない層まで広がりました。
木下さんは独自の切り口で日常の風景を表現した歌の数々が、瞬く間に注目を集めました。
木下さんの出身校が気になりませんか?しかし、wikiで調べてみると最初に「複数の問題があります」という表記がありました。
出身校は非公開、結婚などのプライベートも一切明かしていません。だから情報不足なのでwikiもこのような表記になるのでしょうか?
短歌だけで勝負している意気込みが感じられますね!
2 知名度アップの作戦は?
木下さんの知名度アップのきっかけは何だったのでしょうか?
『あなたのための短歌集』(2021年にナナロク社)は初版500〜1000部といわれる歌集の世界で、4500部を記録しました。
どんな特徴があるのでしょうか?
依頼者からのお題をもとに短歌を作り、封書にして送る活動です。4年間で700首を生み出しました。
例えばこんな感じです。
【お題】長い間、片思いをしていた相手がいます。もう前に進もうと決めました。背中を押してくれるような短歌をください。
ふりむけば君しかいない夜のバスだから私はここで降りるね
木下さんは、依頼者が将来この歌を見返して「前に進もう」という決意を、いつでも思い出せるように、短い動画をつくるような、お守りを作るような気持ちで書いたそうです。
この企画は2017年から始めました。『あなたのための短歌一首』の短歌を、許可得て書籍化したのが『あなたのための短歌集』です。
木下さんは著者印税は受け取っていません。印税分で歌集を購入し、希望する学校や図書館に寄贈しました。
人には人の数だけの人生があります。プロの歌人に、自分のためだけに短歌を作ってもらえるという参加型プロジェクトは大当たりでした!
美術の展覧会でも参加型の企画が人気を集めています。短歌の世界に「参加型」という発想を持ち込んだ手腕はさすがですね!
又、短歌の入門書「天才による凡人のための短歌教室」(ナナロク社)は短歌を書きたい人に向けた入門書です。
初心者から上級者、さらには短歌を作らない人でも楽しめる内容です。
どんなアドバイスがあるのでしょうか?
「まずは歌人を2人インストールせよ。」「助詞を抜くな。」「きらきらひかるな。」など経験と実感に基づいた項目を30個以上挙げています。
短歌の基本的なルールや推敲の方法などの書き方のコツから、歌人の心得まで解説されています。
この本を読むと、短歌を作ってみたくなりますね!
木下さんは「何か書きたいけれど何を書いたらいいかわからない、短歌を始めたいとは思うけれどどう取り組んだらいいかわからない、そんな未来の天才たちに読んで欲しいです」と話しています。
(日刊新周南より)
五・七・五・七・七の31音の短い調べはSNSとの相性もよく時代に合っているのではないでしょうか。
木下さんに追い風が吹いているようです!
木下さんのwikiをみると「複数の問題」と冒頭に注意書きが書かれています。出版関係の経歴はわかりますが、出身校、結婚などのプライベート情報はいっさい掲載されていません。
『情熱大陸』ではいくつかの情報が公開されました。
「短歌はもっぱら家でつくる。」「家以外では作れない。」「時には何日もかけて言葉を選び抜く。」「朝起きて、午前中のうちにパソコンに向かう。」「午後は、近所のボクシングジムで体を動かす。」「夕飯はもっぱら外食。」「近所の馴染みの定食屋で」「一人夕餉が日課。」とあります!
木下さんのバックグラウンドが少しでもわかると、短歌への道筋のイメージが伝わりますね。
「夕飯はもっぱら外食」「近所の馴染みの定食屋で」「一人夕餉が日課」から推測すると結婚はしていないのかもしれませんね!(想像です)。
人に想像させるのも手腕の一つなのでしょうか?(笑)。
「書くことは思い出すこと。だから日々、見たものを頭の中に静止画や動画としてストックする。頭の中の倉庫から取り出した風景を、実際に見た風景に近づけるために言葉で再構築する。その時、詩が生まれる。」と木下はいう。
(情熱大陸より)
現代のニーズに合わせた短歌の新しい形が、木下さんのやり方で見えてきたように思いました。
3 木下龍也のまとめ
詩人の木下龍也(きのしたたつや)さんが『情熱大陸』に出演します。
木下さんは『あなたのための短歌集』(2021年にナナロク社)で読者の参加型を企画し、許可を得て書籍で出版しました。
短歌の世界に「参加型」という発想を持ち込んだ手腕はさすがです!
現代のニーズに合わせた短歌の新しい形が、木下さんの提案で身近に感じました。短歌ブームが期待されますね!
こんなに話題になっているのもかかわらず、wikiでは「複数の問題」という表記がされています。情報量が少ないからです。木下さんはプライベートや学歴はいっさい公開していません。
ミステリアスなのも一つのパフォーマンスなのでしょうか?
短歌が人の心に寄り添いながら何気ない日常を豊かにしてくれます。未来を照らす手段になる予感がしました。
今後の木下龍也さんの活動が楽しみです。
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