BS放送ではヨーロッパ、中国、韓国など様々な国の海外ドラマが放映されています。どれを見たらいいのか迷います。日本で放送されているのは母国で視聴率が高い作品なので自分の趣向に合えばどれも面白いはずです。このブログで数回に分けて、お勧めの海外ドラマをご紹介します。初回はトルコの「オスマン帝国外伝」です。ドラマのセットや衣装は豪華絢爛、ベリーダンスも見ることができます。
１ 「オスマン帝国外伝」の内容（ネタバレなし）
２ 「オスマン帝国外伝」トルコで人気
３ 物語の中のベリーダンス
４ トルコ海外ドラマ「オスマン帝国外伝」まとめ
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１ 「オスマン帝国外伝」の内容（ネタバレなし）
舞台は１６世紀のトプカプ宮殿です。シーズン１～シーズン４までの超大作です。途中からでも内容はわかりやすくドラマを見るだけでトルコの歴史や文化に触れることができます。
「勝利は一生かけて得るもの、敗北は一瞬の不注意で決まる」と公式サイトでアナウンスされているように玉座をめぐり女たちの後継者争いです。
１６世紀オスマン帝国を最盛期に導き４６年間オスマン帝国を支配した第１０代皇帝スレイマン。スレイマンの寵愛を独り占めするために画策する美女ヒュッレム。皇帝を取り囲む家族や従者達。物語の話題はつきません。
ヒュッレムはアレキサンドラという名前のポーランド出身でロシア語を話していました。オスマン帝国に奴隷として連れてこられ宮廷に仕えることになりました。最初は母国が恋しく抵抗していましたが、ここで生きていかなければならないのなら頂点を目指すことの運命に気づきました。
そこからは生き方を変えてあらゆる手段を駆使して、皇妃にまで昇りつめました芯の強い女性です。スレイマンとの間に男子４人、女子１人の子宝にも恵まれました。
ヒュッレムを陥れようと敵対するのは誰なのか、ヒュッレムは最新の注意をはらいながら情報収集に明け暮れる毎日。自分の息子を玉座に付けるための画策が始まります。
シーズン４はヒュッレムの目の上のたん瘤、別の女性が生んだ皇帝スレイマンの長男とヒュッレムが生んだ子供たちの異母兄弟の後継者争いが見どころです。
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２ 「オスマン帝国外伝」トルコで人気
「オスマン帝国外伝」は2011年トルコで放映されました。
大人気で中東、東欧、アジア、北米など世界９０の国と地域で放送されました。現在世界遺産にも登録されている「トプカプ宮殿」が帝都の舞台です。
宮廷の女性達が生活の場であったハレムの再現はどのようにしたのでしょうか？
公式サイトによると約1200坪の敷地に２３のメインセットを設営したそうです。すごい広さですね。力の入れようがわかります。
セットもすごいですが衣装や装飾品にも目が奪われます。これは約3万種類の布を使い、25名のデザイナーが常駐して２５００着以上の衣装と１０００種類以上の装飾品を使用したようです。
豪華絢爛なわけですね。
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３ 物語の中のベリーダンス
ドラマを見ているとベリーダンスという踊りのシーンが多数あります。
エジプトで始まったベリーダンスは民族移動と各地の民族ダンスとミックスしながら中東地域に広がりさらにオスマン帝国によってはぐくまれ、ヨーロッパを通して世界各地に知れ渡るようになります。
手先の表現も美しいです。衣装も地域によって異なります。ベリーダンスは世界をつなげた文化の一つです。「オスマン帝国外伝」でも見られますのでお勧めの１つです。
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４ トルコ海外ドラマ「オスマン帝国外伝」まとめ
玉座争いというと憎悪や卑劣な手段ばかり想像してしまいますが、ドラマの衣装やセットは豪華絢爛で見ごたえがあります。又、魅力的な踊りベリーダンスもドラマを盛り上げています。
ヒュッレムは心から皇帝スレイマンを愛している女性です。どんなことでもヒュッレムの行動には理由があり皇帝スレイマンのためにしていることです。遠征中の手紙やスレイマンの心が離れそうになるときにヒュッレムが書いた手紙は詩人のように美しい文体です。愛に満ちていて聞いていてうっとりさせられます。
日本にいながら「歴史時代劇オスマン帝国外伝」でトルコの歴史や文化に触れてみてください。
次回は中国海外ドラマ「瓔珞エイラク 」を取り上げてみますので興味がある方は御覧ください。
