映画やドラマの内容はよく知らなくてもこの人が出演してたら「絶対に外さない」という俳優さんがいますよね。深津絵里さんはまさしくその中の一人、外さない女優さんです。最近はNHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」に主演中です。現在49歳の深津絵里さん、18歳役も余裕でこなし年齢差関係なしの強い演技力です。深津さんは芸歴が長いので、視聴者はそれぞれの時代の深津さんの印象をお持ちだと思います。深津さんの強さはどこから湧き出ているのか興味がわき調べてみました。
1 プロフィールの特徴からわかること
2 深津絵里さんのバックグランド
3 深津絵里さんのまとめ「強さの秘訣」
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1 プロフィールの特徴からわかること
一見、順風満帆に見えますが、舞台裏では大きな決断があることがわかりました!
まずは深津さんの経歴の抜粋を見ていきます。
深津絵里さんは大分県出身1973年1月11日生まれ現在49歳。やぎ座。
1983年10歳 ミス原宿コンテストに参加して見事グランプリ受賞。
1988年15歳 「1999年の夏休み」デビュー
1989年16歳 「満月の口付け」でローマ国際ファンタスティック映画祭の最優秀主演女優賞受賞。
1996年23歳 映画「ハル」日本アカデミー賞主演女優賞を受賞
2010年38歳 映画「悪人」で二度目となる日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。
モントリオール世界 映画祭女優賞受賞。
プロフィールからわかることはすでに10歳からすでに頭角を現していました。その後主役をこなし、日本アカデミー賞主演女優賞を二度も受賞するという評価も得ました。
ではどこが大きな決断だったのでしょうか?
デビューから2011年、ドラマや映画では深津絵里さんを見ない日はないというくらい売れっ子女優さんでした。出演ドラマは49本です。次々とセリフを覚える日が続いたことでしょう。そこでドラマと映画の両輪に追われる生活にピリオドをうちました。
2011年「ステキな隠し撮り」を最後にドラマへの出演はなくなりました。当時急にドラマ出演が激減したので引退などの話も浮上して話題になりました。
深津絵里さんはドラマから映画出演だけに切り替えました!深津絵里さんは1つの仕事に集中させました。その決断はその後の深津絵里さんの演技の強さに繋がりました。
映画出演
2014年「寄生獣」
2015年「寄生獣完結編」
2015年「岸辺の旅」
2016年「永い言い訳」
2017年「サバイバルファミリー」
次にドラマに出演したのは2020年テレビ東京系ドラマ「最後の女」でした。なんと9年ぶりのドラマ出演だったそうです。
人は「ここぞ」というときの方向転換に踏み切れるか、今までの生活をリセットできるか、思っていてもなかなか決断できないことは多いのではないでしょうか。
そういうことが出来る人が長い目でみれば大成していくのかもしれないと、深津絵里さんの決断を見て思いました。目指している未来と直結することを深津絵里さんにははっきりと見えていたのでしょう。さすがですね。
NHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」の監督と深津さんのやり取りをA-studioに出演した娘役の川栄李奈さんから聞くことができました。
監督が深津さんに「ここをこうしてください」と依頼すると、深津さんはその言葉を一度飲み込んで
「るい(深津さんが演じる主人公)だとこうするのでは?」と提案します。
監督と話し合いながら新たな主人公の姿が広がります。
同じ台本ですが、深津さんが関わるとより深いものになっていくエピソードだと思いました。
深津さんは現場では台本はみないそうですよ!セリフだけでなく主人公の性格まで分析されています。さすがですね!
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2 深津絵里さんのバックグランド
では、深津絵里さんのプライベートは?という疑問はわきませんか?
深津絵里さんは現在49歳です。
49年生きてれば選択が誤ったり、人と上手くいかない噂の一つもあるのではと思いませんか?
調べてみても深津絵里さんには大きなスキャンダルは見当たりませんでした。むしろ深津絵里さんはプライベートと仕事をきっちり分けるタイプであることがわかりました。
同じ49歳周辺の女優さんで宮沢りえさんと比較してみます。宮沢りえさんも深津絵里さんと同じく演技派と言われてる女優さんの一人です。
宮沢りえさんを選んだのは深津さんと同じく10代でデビューされているからです。
宮沢りえさんは10代の時CMでブレイクしました。
人気絶頂の時、当時相撲界のプリンス貴乃花さんとの婚約して世間を騒がせました。日本中が祝福の声にわいていた時、突然婚約破棄のニュースが流れました。宮沢りえさんの私生活にダメージを与えたに違いありません。その後も結婚、離婚、出産など常にプライベートが話題になる女優さんです。
深津さんも小沢健二さん、妻夫木聡さん、堤真一さんなど大物俳優さんとの恋の噂もありました。現在はお付き合いしている方もいるようですが独身です。
「ひとりの時間が好きでひとりの時間がないとストレスがたまる」
(映画comインタビューより)
と深津絵里さんはコメントしています。
芸能人の方はプライベートと仕事のバランスは難しいだろうなあと思います。一般人からしてみれば、ドラマや映画の演技しいている姿もいいですが、プライベートも気になります。
芸能人はプライベートを会見という形で発表、雑誌のスクープ、最近はインスタグラムなどのネットを活用して自らプライベートを見せている芸能人も多く見られます。
そんな中、深津絵里さんは芸能人としての自覚が強く感じられ自分の呼吸にあった形を守りながら、仕事もプライベートも堅実さが伺えました。
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3 深津絵里のまとめ「強さの秘訣」
「悪人」(2010年)では、繋がりを渇望する孤独の女性の心理、闇深い女性から、「博士の愛した数式」(2005年公開映画)で見せるヒューマンドラマまでどんな役柄もこなす深津さん、澄んだ声で演じるセリフは心に響いてきます。2022年はNHKの朝ドラ「カムカムエブリバディ」では年齢差のギャップを感じさせない演技力です。
1 自分の事をよく知り、自分がその時に何が必要か適確に判断し取捨選択していること
2 共演者やスタッフさんとの良好関係
3 芸能人として自覚
4 今までの実績の自信と努力、仕事へのひたむきな情熱
深津絵里さんの強い演技力は1~4のようなことの積み重ねが形成してしていると思いました。決断しなければならない時の一歩がきちんと踏み出せ、取捨選択できる強い女性でした。仕事もプライベートも自分にとって心地よい距離を見つけそれを保つことが上手な姿がありました。
真摯に演技に向き合う深津さんを通して、視聴者はそれぞれの思いを重ねていってるのでしょう。
だから「絶対に外さない女優さん」なんですね!とても魅力的な深津絵里さん、これからも応援しています。