こんんちわ、ルオです!『弔い写真家の事件アルバム』の放映が始まります。BS初放送!舞台は19世紀のアイルランドのダブリンです。ミステリー界で権威あるとされているエドガー賞を受賞している作品の興味深い点は何でしょうか?
目次
1『弔い写真家の事件アルバム』の内容(ネタバレなし)
2 興味深い点
3『弔い写真家の事件アルバム』のまとめ
1『弔い写真家の事件アルバム』の内容(ネタバレなし)
『弔い写真家の事件アルバム』は2020年アイルランド&カナダで製作されたミステリーです。
アイルランドとカナダの組み合わせは珍しいですね!
どんな内容なのでしょうか?
舞台は19世紀のアイルランドのダブリンです。
主人公はブロック・ブレナーハセットです。ブロックは寡黙ですが、イギリス紳士らしい威厳を大切にしている人柄です。
ブロックの仕事は、大切な家族を亡くした人たちのため遺体との記念写真を撮る仕事をしています。
写真の腕も確かで知名度もあります。
表題になっている「弔い写真家」なのです。
ブロックの周りで奇妙な事件が発生します。どんな事件なのでしょうか?
まるで追悼写真を撮ったかのようなポーズをした状態の遺体が発見されます。
ブロックは嫌でも事件に巻き込まれていきます。
ブロックと共に事件に関わるのがブロックの姪で女優志望のナンシーと元墓掘人モロイです。
ナンシーは女優になりたいと郊外の屋敷を抜け出して、ダブリンで暮らしている叔父の家に転がり込む破天荒な娘です。
元墓掘り人夫のモロイは足をくじいた為に最初はしかなく助手に雇いました。モロイは絵を描くのが上手で写真にも興味がある若者です。
ダブリン警察に配置転換になったばかりの、ちょっととぼけたリーガン刑事も登場します。
人の生死に向き合いながら、過去と関係がある殺人事件を解決していく異色のヒューマンミステリーです。
ドラマはアイルランドがまだ独立してない時の設定です。19世紀の衣装もとてもオシャレで見ていて楽しいです。
建物も雰囲気があります。
原題は「Dead Still」で全6話です。
『弔い写真家の事件アルバム』BS11
2023年3月18日(土)~4月2日(日)
毎週土曜日・日曜日
時間 8:00~9:00
2 興味深い点
『弔い写真家の事件アルバム』はミステリー界で権威あるとされているエドガー賞「Best Television Episode Teleplay」を受賞しました。
アイルランド&カナダの最新話題作なんですね!
「弔い写真家」という職業になぞられて事件が発生し、解決していくという設定は興味深いですよね!
どういう点が評価されていたのでしょうか?
大切な人を亡くしてしまった空虚感、人間の過去との関わり方、それでも今を生きなければならない葛藤などヒューマン的な要素が満載です!
事件解決がメインテーマですが人間関係を考えさせられ、時に感動するミステリーに仕上がっています。
エドガー賞「Best Television Episode Teleplay」を受賞するのも納得です!
又、亡くなった人の写真を撮るという習慣は日本では聞きなれないですよね。
しかし、19世紀の欧米では非常に人気がある追悼方法でした。まるで生きてるみたいにきれいに撮影されます。
このドラマは、歴史的事実を元に制作されています。
カメラ構図も工夫がされ手が込んでいます。
『刑事マードックの捜査ファイル』を手掛けたスコット・ガーヴィーとクリスティナ・ジェニングスらが製作総指揮をとりました。
主人公を演じているは北アイルランド出身のマイケル・スマイリーです。
マイケル・スマイリーは1963年生まれ、現在60歳のコメディアン兼俳優です。
印象的な演技でドラマを盛り上げています。
最初はほのぼの系ですが、ドラマの終わり方のテイストが違うのも興味深い点です。
終わり方がすっきりしないので、シーズン2がありそうな予感がします!
3『弔い写真家の事件アルバム』のまとめ
『弔い写真家の事件アルバム』の放映が始まります。BS初放送です!
舞台は19世紀のアイルランドのダブリンで、2020年アイルランド&カナダで製作されたミステリードラマです。
『弔い写真家の事件アルバム』はミステリー界で権威あるとされているエドガー賞を受賞しています。
「弔い写真家」という職業は19世紀の欧米では非常に人気がある追悼方法で歴史的事実を元に制作されています。
殺人事件解決がメインテーマですが、「弔い写真家」という人の生死に向き合う職業に絡んでいるので、ヒューマン的な要素も満載です!
ミステリーにヒューマンが絡み興味深いです。
シーズン2の制作はあるのでしょうか?今後の展開が楽しみです!
このブログでは
*カナダ海外ドラマ「刑事マードックの捜査ファイル」 はなぜおもしろい?舞台は19世紀トロント。
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