中国海外ドラマ,総製作費約170億円『上陽賦~運命の王妃~』はなぜ面白い?

こんにちわ、ルオです。NHKBSプレミアムで中国海外ドラマ『上陽賦(じょうようふ)~運命の王妃~』が放映されています。面白い理由を調べてみました!

目次
1 『上陽賦(じょうようふ)~運命の王妃~』はどんなドラマ?
2 なぜ面白い?
3 『上陽賦~運命の王妃~』のまとめ




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1 『上陽賦~運命の王妃~』はどんなドラマ?(ネタバレなし)

『上陽賦~運命の王妃~』は国に忠誠を誓い、国と民を救った王と王妃の伝説の物語です。

2021年に中国で配信されたテレビドラマで全68話です(日本では42話に圧縮されています)。

「上陽賦~運命の王妃~」(NHKBSより)

主人公は皇帝一族の血を引き「上陽郡主」の名を授かった王儇(おう・けん)です。

時代設定は「大成」という古代中国の架空王朝です。「大成」は東晋末期から南朝宋へのあたりをイメージして作られました。

「大成」は当時の帝位争いや人間関係を部分的にピックアップしています。

王儇(おう・けん)はとても美しいです。しかも、才色兼備、性格がよい女性です。しかし、動乱の世に生まれた宿命を背負って生きていくことになります。

「上陽賦~運命の王妃~」
ドラマシーン(NHKBSより)
「上陽賦~運命の王妃~」
ドラマシーン(NHKBSより)
「上陽賦~運命の王妃~」
ドラマシーン(NHKBSより)

王儇(おう・けん)を巡る恋愛模様、家族の愛憎、陰謀と裏切り、策略など目が離せません。過酷な時代の野心や政変、戦闘シーンも力が入ります。

「上陽賦~運命の王妃~」NHKBSプレミアム毎週日曜夜9時から放送されます!




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2 なぜ面白い?

『上陽賦~運命の王妃~』はなぜ面白いのでしょうか?

人気小説「帝王業」(原作は寐語者(メイユージョー)を実写化しています。

「帝王業」は累計販売部数60万部の“中国歴史フィクションの代表作”として不動の地位を確立している人気小説です。

原作が「帝王業」なら面白いはずですよね!

「帝王業」(LINEショッピングより)

制作にも秘密がありました。

製作期間がなんと4年間です。とても丁寧に作られています。

そして総製作費はなんと約170億円

絢爛豪華な装置や衣装,照明、大群衆の登場などによって,観客に強烈な印象を与えるように仕組まれています。

なぜ、製作費が約170億も集まるのでしょうか?

ここには日本と中国のドラマ製作において違うシステムがあるからです。

映画ナタリーによるとドラマは制作会社が作っていてそれをテレビ局や配信プラットフォームが買うという形です。

原作が強かったり有名な脚本家が関わると企画段階から桁違いの莫大な予算が集ります。

スケールの大きな作品が作れる中国ドラマの強味です。

面白い理由はまだまだあります。それは何でしょうか?

ヒロインの王儇を演じるのは国際派映画女優の章子怡(チャン・ツィイー)です!

章子怡チャン・ツィイー
(wikiより)

チャン・ツィイーは1979年2月9日 生まれ、現在43歳の中国女優です。身長164cm。体重48kgでプロポーションも抜群です!舞踊を小さい頃から習っていたそうですよ! 

身のこなし方がとても綺麗なのも納得です。

チャン・イーモウ監督の『初恋のきた道』(1999年)で映画デビューしました。

映画初出演にして初主演でした!この作品が第50回ベルリン国際映画祭銀熊賞』『百花奨最優秀主演女優賞』を受賞し脚光を浴びます。

『グリーン・デスティニー』(2000年)ではアカデミー外国語映画賞を受賞します。

ラッシュアワー2(2001年)でジャッキー・チェンクリス・タッカーと共演してハリウッドデビューを果たします。

国際的な知名度が上がりました。徐静蕾(シュー・ジンレイ)、周迅(ジョウ・シュン)、趙薇(ヴィッキー・チャオ)と共に四大若手女優と呼ばれるようになりました。

日本では2003年から2006年に出演した花王アジエンス」のCMで馴染みがありますね!

『初恋のきた道』(アマゾンより)
『グリーン・デスティニー』(アマゾンより)

映画にしか出演していなかった女優チャン・ツィイーが『上陽賦~運命の王妃~』に出演しました。初の連続ドラマ出演となります!

チャン・ツィイーはスケールの大きな演技とセリフの力が魅力です。セリフは一つ一つがとても聴きやすいですね。

チャン・ツィイーの出演だけでも『上陽賦~運命の王妃~』は中国で大きな話題となりました。 

それに加え、相手役はチャン・ツィイーがその演技に惚れ込んだジョウ・イーウェイとの共演です。

俳優ジョウ・イーウェイは『海上牧雲記~3つの予言と王朝の謎』(2017年~2019年)、『長安二十四時』(2019年)などで活躍する演技派俳優です。

「海上牧雲記」のジョウ・イーウェイ
(オリコンニュースより)

二人は出会いは何だったのでしょうか?

チャン・ツィイーは中国で俳優たちが演技力を競い合うバラエティ番組で当時審査員を務めていました。そこにジョウ・イーウェイは出演しました。

その演技を見て「演技力」を自身の中でトップ3に入る俳優と絶賛しました。それが縁で今作の共演が実現したといいます!

演技派といわれる二人の演技も楽しみの一つです。

監督は中国映画界で撮影監督として数々の賞を受賞したホウ・ヨン監督です。チャン・ツィイーとは『ジャスミンの花開く』(2005年)で監督を務めています。

さらに衣装デザイナーは映画『グランド・マスター』(2013年)でアカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたウィリアム・チャンです。

『上陽賦~運命の王妃~』のチャン・ツィイー

王冠も手が込んでますね!ドラマでの豪華絢爛な衣装はチャン・ツィイーの美しさをさらに際立たせています。

原作、制作、出演者すべてが超一流が勢揃いしているのもこのドラマの特徴です。力の入れようがわかりますね。

『上陽賦~運命の王妃~』面白い訳です!




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3 『上陽賦~運命の王妃~』のまとめ

NHKBSプレミアムで中国海外ドラマ『上陽賦~運命の王妃~』が放映されています。

陰謀と策略のなかで、気高く生きる王妃の波乱に満ちた人生を描く壮大な歴史大作です。

『上陽賦~運命の王妃~』は製作期間が4年、製作費約170億円をかけた、中国時代劇の中でも破格の超大作です。

「上陽賦~運命の王妃~」
ドラマシーン(NHKBSより)
「上陽賦~運命の王妃~」
ドラマシーン(NHKBSより)

主演は国際派映画女優のチャン・ツィイーです。

原作、制作、出演者すべてが超一流が勢揃いしているのもこのドラマの特徴です。

毎週日曜日夜9時からNHKBSプレミアムで放送されてます。興味がある方は是非ご覧くださいね。

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*『中国海外ドラマ『王女未央-BIOU-』ルオ・ジンから見たドラマの見どころ」
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