フランス海外ドラマ「アートオブクライム美術犯罪捜査班」美術作品からのメッセージが面白い!

こんにちわ、ルオです!フランス海外ドラマ「アートオブクライム美術犯罪捜査班」の放送がBS11で始まりました。フランスらしい美術に特化したドラマの扱い方が興味深いです。ドラマの見どころをご紹介します!

目次
1 アートオブクライム美術犯罪捜査班の内容(ネタバレなし)

2 作品からのメッセージを読む
3 アートオブクライム美術犯罪捜査班まとめ

アートオブクライム美術犯罪捜査班(公式HP)

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1 アートオブクライム美術犯罪捜査班の内容(ネタバレなし)

美術好きには必見のドラマです!

フランスは世界文化遺産や画廊が多数あり誰もが知る美術大国です。

ドラマではその特徴を生かして警察内に「文化財密売取締本部」が設定されてます。

そこで働く美術音痴の警部アントワーヌ(ニコラ・ゴブ)とルーブル美術館の美術史家の女性フロランス(エレオノール・ベルナイム)が主な登場人物です。

二人がお互いの弱点をホローしながら芸術作品の来歴を手がかりに事件解決をしていくドラマです。
美術作品からのメッセッジが面白いです!

毎回、実在する絵画や建築物が事件に関わっています。美術作品にまつわる興味深いエピソードに驚きます。

ドラマのシーン(公式HPより)
ドラマのシーン(公式HPより)
ドラマのシーン(公式HPより)

レオナルドダヴィンチの手稿、ゴッホの最後の手紙、ロートレックの絵、古代エジプトの箱、お城、オペラ座などがみられます。

シーズン4は、日本でも人気の高いゴッホとロートレックの作品が登場しますよ。

一番嬉しいのは、事件解決のため一般の人が入れない場所に行くことです!

例えば美術館の舞台裏とか!

事件そっちのけでその場所に置かれている物に見入ってしまいます!(笑)

ドラマの中ではフランスの主な観光地も見られ、パリの風景を見るのも楽しみの一つです。

背景はルーブル美術館(公式HPより)

フランス観光しているような気分も味わえますね。

フランスだから作れたドラマだと思いました。フランスの暮らしにも触れられます。

毎週土・日曜日 午前9時59分~10時55分、現在BS11で放送中です!

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2 作品からのメッセージを読む

美術作品は堅苦しくて馴染めない!という方でも簡単な鑑賞の仕方があります。一つの約束事を知っているだけで楽しめますよ! 

例えば西洋絵画を知るには歴史画(物語画)知っていると便利です。

「聖母マリア」には約束毎があります。

それは何でしょうか?

フラ・フィリッポリッピ
「玉座の聖母子と二人の天使」
1440年頃 (artproより)
「玉座の聖母子と二人の天使」
キリストの拡大図
フラ・フィリッポリッピ(artproより)
カルロ・クリヴェッリ
「聖母子」1480年頃
(美術展ナビより)

マリア様は赤い服青いマントを着ているのが1つの約束毎です。

赤い色は血の色、すなわち「慈悲」の象徴です。
青い色は天の色、すなわち「天の真実」です。やがてキリストを失う悲しみです。

色そのものに意味があるのですね!

描かれているキリストは書物を持っていることが多いです。書物は「知恵」の象徴です。
(フラ・フィリッポリッピ「玉座の聖母子と二人の天使」キリストの拡大図参照)

作品をよく見ると果実が描かれている場合もあります。

そうですね、もう予想がつきますね。

アダムとイブが「エデンの園」で禁断の果実を食べたリンゴですね。

リンゴは「原罪」を表しています。(写真のカルロ・クリヴェッリ「聖母子」1480年頃参照)

この『アートオブクライム』のドラマでもわかりやすく作品や作者の裏側の意味を解説してくれます。

ファンゴッホの寝室1888年
(ウィキペディアより)

美術史家の女性フロランスは絵画作品や画家と会話するというシーン(想像の世界)が見られます。それが見ごたえがあります。絵画や作者の気持ちが見えてくるのでとても新鮮です!

シーズン4第1話では美術案内番組の監修者が殺害された現場は、ゴッホが耳切り事件を起こしたアルルの黄色い家の再現セットが登場します。

ゴッホは、住民による嘆願書が原因で南フランスのアルルを追放され、自殺に至ったとされています。

ゴッホの寝室再現(live doorより)
ゴッホの寝室再現(live doorより)
ゴッホの寝室再現(live doorより)

フロランスはゴッホの自殺説自体に疑問を感じています。フロランスの解説が楽しみですね!

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 アートオブクライム美術犯罪捜査班まとめ

今回紹介ドラマ『アートオブクライム美術犯罪捜査班』はフランスの特徴を生かしています。文化財などを扱い歴史的美術品に関連した事件を解決していくドラマです。

作品からのメッセージを読み解くシーンは舞台裏も見られ、楽しみが倍増します。

一つの事柄を鋭い洞察力で掘り下げていく過程やフランスの風景や日常、フランス語の会話もみどころです。

『アートオブクライム美術犯罪捜査班』
(公式HPより)

美術音痴の警部と美術史家の登場人物はギャップがあり面白い男女の組み合わせです。次第にひかれあう二人の恋の行方も気になりますね。

海外ドラマはその国の知識や文化を知る良い機会になります。興味がある方は是非ドラマを見てくださいね!

この情報がお役にたてれば嬉しいです。

このブログではフランス海外ドラマを掲載しています。
*日本文化が満載!フランスドラマ『アストリッドとラファエル文書係の事件録』
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*フランス発「バルタザール法医学者捜査ファイル」が面白い訳!応援したくなる主人公!
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