カナダ海外ドラマ「刑事マードックの捜査ファイル」 はなぜおもしろい?舞台は19世紀トロント。

こんにちわ、ルオです。カナダ海外ドラマ「刑事マードックの捜査ファイル」の放送がBS11で始まりました。世界57ヵ国で放送されている人気ミステリードラマで舞台は19世紀トロントです。なぜ、こんなに人気なのでしょうか?おもしろい訳を探ってみました。

目次
1 「刑事マードックの捜査ファイル」はどんなドラマ?
2 おもしろい訳は?
3 「刑事マードックの捜査ファイル」のまとめ

「刑事マードックの捜査ファイル」(BS11より)

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1 「刑事マードックの捜査ファイル」はどんなドラマ?


舞台は19世紀イギリス連邦領内の自治領時代のカナダトロントが舞台です。

主人公トロント警察マードック刑事(ヤニック・ビッソン)が科学捜査を駆使し、数々の難事件を解決していくミステリードラマです

検死官ジュリア(ヘレン・ジョイ)、ブラッケンリード警部(トーマス・クレイグ)、ジョージ巡査(ジョニー・ハリス)が彼の捜査を支えます。

「刑事マードックの捜査ファイル」(BS11より)
「刑事マードックの捜査ファイル」(BS11より)

「刑事マードックの捜査ファイル」ドラマはとてもテンポが良く、登場人物の4人の会話も面白いです。

カナダでは2008年から放映が開始されました。2022年現在もシーズン15として製作・放送されています。

約14年間ですロングシリーズ化されたとても人気があるミステリードラマです。

2008年、カナダのエミー賞と呼ばれるジェミニ賞で史上最多の計14部門にノミネートされ評価されています。

国内だけでなく世界57か国で放送されています。日本でも放映開始になり楽しみが増えましたね!

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2 おもしろい訳は?

なぜ人気のミステリードラマになったのでしょうか?

やはり原作の面白さです!

「刑事マードックの捜査ファイル」はモーリーン・ジェニングスの小説が原作です。

モーリーン・ジェニングスはどんな人でしょうか?

1939年生まれ、イギリスのバーミンガム出身でイギリス系カナダ人の作家です。

作家モーリーン・ジェニングス
ウィキペディアより)

17歳の時母親と一緒にカナダに移住しました。彼女はウィンザー大学で心理学と哲学を学び、トロント大学で英文学の修士号を取得します。

モーリーン・ジェニングスが最初の成功した執筆は舞台劇でした。

ジェニングスは、犯罪小説のパイオニアとして2011年にグラントアレン賞を受賞しています。

代表作はやはり「刑事マードックの捜査ファイル」です。

イギリスとカナダを両方熟知しているからこそ描けた世界観ですね。

そしてシャーロック・ホームズCSI:科学捜査班が融合して新しいキャラクターや境地を生み出しました。

科学捜査班とは?

舞台は19世紀、弾痕、指紋、解剖学、足跡血液検査など、当時の最新の先端技術を駆使して捜査が行われています。

現在はもっと技術が発達しているので昔ながらの方法という感じがしますが、それでも当時は奇想天外扱いされていました。

19世紀という時代を感じさせる効果となっています。

「刑事マードックの捜査ファイル」
ドラマシーン(BS11より)
「刑事マードックの捜査ファイル」
ドラマシーン(BS11より)
「刑事マードックの捜査ファイル」
ドラマシーン(BS11より)




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シャーロックホームズ

主人公のマードック刑事は『シャーロック・ホームズ』に心酔しているという設定です。

英国のミステリーといえばやっぱりシャーロック・ホームズが王道です。

主人公が『シャーロック・ホームズ』魅せられているというのはドラマを魅力的に見せる理由の一つです。

ご存じのようにシャーロック・ホームズは頭脳明晰で推理力に優れています。マードック刑事も主に理化学に強い知的な人物設定です。

ホームズは初めて会った人物でも、動作や視線、身体的な特徴を見ただけでその職業や行動などをぴたりと言い当ててしまいます。

一方、マードック刑事も直観像記憶の能力を持っています。それらを生かした推理で難事件を解決するのはホームズに似てますね。

でも、マードック刑事がホームズと大きく違う点は人への配慮がされている点でしょうか。

ホームズのように事件への興味が先に立ち人の感情への配慮が足りないマイペースとは違い、マードック刑事は被害者やその遺族、また時には容疑者に対しても気を配ります。

そういう優しい面があるマードック刑事の人柄にひかれ、シリーズを通して描かれるマードックの過去や人物像も興味がわいてきます。

ロバートダウニーjr主演「シャーロックホームズシャドウゲーム」(映画コムより)
ロンドン地下鉄ベイカーストリート駅そばに立つシャーロックホームズの銅像(ライブドアより)

ホームズは英国の作家アーサー・コナン・ドイルが小説の中で生み出したキャラクターです。

「刑事マードックの捜査ファイル」のドラマでは、そのアーサー・コナン・ドイルが主人公のマードック刑事と絡むシーンもあります。

19世紀という時代設定が同じなので可能性があるわけですね。なんだかワクワクしませんか?

「刑事マードックの捜査ファイル」の作家のモーリーン・ジェニングス歴史上実在の人物、事件を物語の中に上手く取り入れています。

シャーロックホームズの人物の特徴をトロント警察マードック刑事に感じさせながら、科学捜査班で裏づけをとっていくという謎解きはなるほど!と思います。

物語の展開に自然に引き込まれていきますね!




3 「刑事マードックの捜査ファイル」のまとめ

「刑事マードックの捜査ファイル」舞台は19世紀、イギリス連邦領内の自治領19世紀カナダ・トロントです。

シャーロック・ホームズに心酔する主人公マードック刑事が仲間と一緒に当時の最先端の科学捜査を利用して数々の難事件を解決していくミステリードラマです。

「刑事マードックの捜査ファイル」(BS11より)

世界57か国で放送されています。

原作者のモーリーン・ジェニングスはイギリスとカナダの両方の国を熟知する環境で育っています。

歴史上の実在の人物や事件も上手く物語に取り入れられ、どんどん物語の展開に引き込まれていきます。

ホームズに心酔しながもホームズにはない魅力満載の主人公マードック刑事から目が離せません。

興味がわいた方は是非ドラマをご覧くださいね。

「刑事マードックの捜査ファイル」BS11毎週金曜日20:00より

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