なぜシリーズ化?『ヴェラ~信念の女警部』の根強い人気の訳(イギリス海外ドラマ)

こんにちわ、ルオです。イギリス海外ドラマ『ヴェラ~信念の女警部』AXNミステリーで放映が開始されます!『ヴェラ』はシーズン11まである人気ミステリーです。根強い人気の理由を調べてみました。

目次
(1)『ヴェラ~信念の女警部』はどんなドラマ?(ネタバレなし)
(2)根強い人気の訳
(3)『ヴェラ~信念の女警部』のまとめ

『ヴェラ~信念の女警部』(BS11より)

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(1)『ヴェラ~信念の女警部』はどんなドラマ?(ネタバレなし)

「ヴェラ」の舞台はイングランド北東部です。「ヴェラ」は女警部の名前です。『ヴェラ~信念の女警部』は主人公のヴェラが彼女が率いるチームと共に犯罪を解決する本格ミステリーです。

女警部のヴェラの個性が強烈です。主人公のヴェラは無愛想で気難しいキャラクター設定です。

主人公のヴェラ(BS11より)

ヴェラは寝食を忘れるほどの仕事中毒で彼女の生活は事件捜査を中心に回ります。

時折、反論もできないほど辛辣な言葉を部下に投げかけます。パワハラー気味かな?と心配になるくらい強烈です。見ようによってはヒステリーですか?(笑)

しかし、そんな仕打ちを受けようともチームはヴェラを信頼しています。

それはなぜでしょうか?

それはヴェラが捜査に情熱を傾けているのを身近で体感しているからです。執念深く地道に捜査します。

それほどまでにヴェラが捜査にのめり込むのは、事件の裏に隠された哀しみや憎しみを感じ取っているからです。

人間の心の機微を深く読み取った上で、ヴェラは知恵と洞察力をもってどんな事件も解決していきます。

複雑な謎を信念と執念で必ず解決に導く姿はかっこいいです。

ヴェラは犯罪に立ち向かっていく勇気のある女性ですが、ドラマの中ではヴェラのプライベートも映し出されます。職場から遠く離れた家の中で一人遺品を整理する姿はもの悲しさがあります。

仕事とのギャップも引き込まれていく要素の一つです。又、部下の家族との不器用なやり取りもあり、話を重ねるごとに物語の厚みを増していきます。

『ヴェラ~信念の女警部』は2011年からイギリスで放送されました。シーズン1~シーズン11(46話)まで続いています。シリーズはなんとまだまだ継続中です!

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(2)根強い人気の訳

イングランドの北東部を中心に「シリーズ1からシリーズ9までの15か所以上の撮影場所を訪問するツアー」も組まれているほどイギリスでは大人気ドラマです。

なぜ根強い人気があるのでしょうか?

まずは原作の面白さです

原作者はイギリスのミステリー作家アン・クリーヴスです。1954年イギリス生まれの小説家です。

作家アン・クリーヴス(wikiより)

1986年、『A BIRD IN THE HAND』でデビューします。

2002年、「運転代行人」が英国推理作家協会主催のCWA賞最優秀短編賞の候補となり頭角を表します。

2006年、『大鴉の啼く冬』で同賞ゴールド・ダガー賞最優秀長編賞(最優秀長編賞)を受賞しました。

作家アン・クリーヴスの特徴は何でしょうか?

ヴェラはクライムサスペンスと言われています。

クライムサスペンスとは?

「過去の事件」を解決する話だけでなく、犯罪の扱われ方にひと工夫仕込んであります。

クライムサスペンスは「進行形で起きている犯罪」に登場人物が身を投じる話になります。

英語の勉強の「現在進行形」の形ですね。過去からずーと今に至るまで続く…という英語の授業が思い浮かびます(笑)。

ライブ感があるのがクライムサスペンスの特徴です。

「根強い人気の訳」はそれだけではありません。それはなんでしょうか?

出演者です!

シリーズの主人公、ヴェラ・スタンホープ警部を演じているのはブレンダ・ブレッシン(Brenda Blethyn)です。

ブレンダ・ブレッシン(Brenda Blethyn)はどんな人でしょうか?

女優ブレンダ・ブレッシン(wikiより)

1946年2月20日イギリス生まれ、現在76歳です。貧しい家庭9人兄弟の末っ子として育ちます。

1964年にグラフィック・デザイナーの男性と結婚しますが1973年に離婚。それから演劇の勉強を始めます。

1990年代から映画にも出演し始め、1980年にマイク・リーの『Grown-Ups』で映画初出演を果たします。

1996年に同じ監督の『秘密と嘘』でカンヌ国際映画祭 女優賞ゴールデングローブ賞主演女優賞、BAFTA受賞。アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされました。

ブレンダ・ブレッシンはロバートレッドフォード監督、ブラッドピット主演の『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992年)に出演して存在感をはなっていたのが思い出されます。

この作品は1993年のアカデミー賞、ゴールデングローブ賞を受賞したヒューマンドラマです。

『リバー・ランズ・スルー・イット』
(1992年)(allcinemaより)

2010年、30年の間パートナーであったアート・ディレクターと再婚しました。

ブレンダ・ブレッシンはOBE(大英帝国勲章:Order of the British Empire)の称号を持つイギリスで演技派と称される女優の一人です。

ブレンダ・ブレッシンが、不屈の精神を持つヴェラ・スタンホープ警部を演じているわけです。

イギリス出身の実力がある二人の女性、作家アン・クリーヴス女優ブレンダ・ブレッシンがタックルを組んでいるのです。面白いはずですよね!

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(3)『ヴェラ~信念の女警部』のまとめ

イギリス海外ドラマ『ヴェラ~信念の女警部』がAXNミステリーで放映が開始されます。

『ヴェラ~信念の女警部』(BS11より)

『ヴェラ~信念の女警部』は2011年からイギリスで放送され始めシーズン1~シーズン11(46話)まで続いている人気のクライムサスペンスです。シリーズはなんとまだまだ継続中です!

『ヴェラ』は型破りで華やかさには欠ける部分もありますが、どんな難事件も粘り強く捜査をして事件解決に導く女警部です。

この役を演じているのがイギリスの演技派女優でOBE(大英帝国勲章:Order of the British Empire)の称号を持つブレンダ・ブレッシンです。

又、原作はイギリスのミステリー作家アン・クリーヴスです。この女性二人がタックルを組んで、根強い人気シリーズになりました。

興味が沸いたら『ヴェラ~信念の女警部』を是非ご覧ください。

*このブログではイギリス海外ドラマを3つ掲載中です。良かったらそちらもご覧くださいね!
1「『ミニチュア作家』17世紀オランダ絵画の世界がみられる!」
2「『グランチェスター牧師探偵シドニーチェンバース』主演は007主役候補」

3「イギリス海外ドラマ『オックスフォードミステリールイス警部』が面白い理由は?

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